8.3.3 PJ管理表の破壊
PJ管理表の構造不正などの表破壊を検知した場合の対処方法を説明します。
(1) 障害発生時のデータ抽出ユティリティの処理
エラーメッセージを出力し,APIはエラーリターンします。
(2) 対処方法
次の手順で対処してください。
(a) データ抽出ユティリティの終了
データ抽出ユティリティ(UAP)を終了させます。APIのエラーリターン以降,データ抽出ユティリティが提供するほかのAPIを発行しないでください。
(b) PJ引き継ぎ情報削除
PJ引き継ぎ情報削除コマンドで,PJ管理表とPJ突き合わせ表を削除します。表を削除できない場合は,DROP TABLE文を実行して,表を削除します。
(c) PJ引き継ぎ情報作成
PJ引き継ぎ情報作成コマンドで,PJ管理表とPJ突き合わせ表を作成します。
(d) データ抽出ユティリティの再実行
データ抽出ユティリティを再実行します。
(3) 対処後のデータ抽出ユティリティの動作
パラメタで指定された範囲で入力を開始します。