5.2.2 分散処理による高速化
OBMは,クライアント/サーバ形態で構成します。クライアントとサーバは,1対nで構成できます。バッチ業務のスケジュールをクライアント側で行い,業務を複数のサーバで分散処理することで高速に実行できます。クライアント側をOBMマネージャー(以下BCMと略す),サーバ側をOBM実行サーバ(以下BCSと略す)と呼びます。
また,次の機能を使用することで状況に応じた最適なサーバを選択し,効率良く業務を行えます。
-
ノード間負荷バランス機能
サーバの負荷に応じた最適なサーバを選択します。ノード間負荷バランス機能の詳細は,マニュアル「OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option 使用の手引」を参照してください。