4.4.2　TP1/EEがサーバ側の場合（RPC応答メッセージ）

(1)　RPC応答メッセージ送信（非ルートトランザクション）

RPC応答メッセージは，UAPでの業務処理終了後，クライアントに送信します。OJはRPC応答メッセージの送信前に取得要求を行います。

図4‒4　応答メッセージ送信時（非ルートトランザクション）のOJ取得タイミング

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(2)　RPC応答メッセージ送信（ルートトランザクション）

RPC応答メッセージは，UAPでの業務処理終了後，クライアントに送信します。OJは同期点処理の前に取得要求を行います。

図4‒5　応答メッセージ送信時（ルートトランザクション）のOJ取得タイミング

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(3)　別トランザクションによるRPC同期応答メッセージの送信

RPC応答メッセージ送信の抑止関数（ee_rpc_reply_suspend()）によって，RPC応答メッセージの送信を抑止できます。RPC応答メッセージは，抑止していたRPC応答メッセージの送信関数（ee_rpc_reply_send()）によって，抑止解除を行い，RPC応答メッセージを送信します。OJは，RPC応答メッセージの送信前に取得要求を行います。

ee_rpc_reply_suspend()を発行しているUAP（次の図の1.のUAP）だけで，service_attrオペランドの-oオプションを指定し，rpc_output_messageオペランドを省略している場合，ee_rpc_reply_send()を発行しているUAP（次の図の2.のUAP）では，OJは取得されません。

図4‒6　別トランザクションによる応答メッセージ送信時のOJ取得タイミング

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(4)　ERRTRNRによるRPC応答メッセージの送信

RPC関連定義のrpc_reply_errtrnrオペランドの設定値がYの場合に，サービス関数終了時に同期点処理でエラーが発生すると，RPC応答メッセージを抑止し，ERRTRNRのサービス終了時に，抑止していたRPC応答メッセージの送信を行います。OJは，RPC応答メッセージの送信前に取得要求を行います。

図4‒7　ERRTRNRによる応答メッセージ送信時のOJ取得タイミング

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