4.4.1 TP1/EEがクライアント側の場合（RPC要求メッセージ）
- 〈この項の構成〉
(1) 即時送信
即時送信は，UAPからの要求で指定された相手先に電文を送信する機能です。UAPから送信要求によってRPC要求メッセージを作成し，送信先にRPC要求メッセージの送信を行います。OJは，RPC要求メッセージの送信関数が呼び出された直後に取得要求を行います。
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![[図データ]](GRAPHICS/ZU040100.GIF)
(2) コミット送信
コミット送信は，トランザクションの同期点で送信要求を有効とし，メッセージ送信を行う機能です。UAPからの送信要求時は，要求受け付けだけ行い，メッセージ作成後リターンします。そのあと，同期点処理（コミット）で送信要求を有効とし，相手システムに送信します。OJは，RPC要求メッセージの送信関数が呼び出された直後に取得要求を行います。
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![[図データ]](GRAPHICS/ZU040200.GIF)
(3) 自プロセス送信
自プロセス送信は，コミット送信と同様にトランザクションの同期点で送信要求を有効とし，メッセージ送信を行う機能です。ただし，送信先は自プロセスであるため，通信を行わないでRPCメッセージ受信処理と同様に受信バッファにRPCメッセージを作成し，処理キューの登録を行います。OJは，RPC要求メッセージの送信関数が呼び出された直後に取得要求を行います。
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![[図データ]](GRAPHICS/ZU040300.GIF)