3.21.4 推奨条件
性能重視のために,IJの取得先ID変更に関して次の条件を満たすことを推奨します。OJの場合,推奨条件はありません。
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変更前後の取得先IDに属するUAP履歴情報グループの履歴情報バッファ長およびスレッド専用バッファ数(trnaphgroup -zオプション -bオプション)は等しいこと。
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IJ,UJ,OJは,別の取得先ID(別のUAP履歴情報グループ)にすること。
同じ取得先IDにする場合,UJまたはOJの取得要求(送信処理)は,IJの取得先ID変更後に行うこと。
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変更前後の取得先IDに属するUAP履歴情報グループ数(trnaphputid -uオプション)は,等しいこと。ただし,使用不可のUAP履歴情報グループがないこと。
推奨条件が満たされない場合,IJ情報のコピー処理,変更前バッファの履歴情報の再編成などが発生し,性能に影響を与えることがあります。