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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


3.21.1 目的

IJとOJのUAP履歴情報の取得先IDを変更することで,書き込むUAP履歴情報グループを分散し,性能の向上を図ることができます。

IJは,入力時にUAP履歴情報の取得要求をしますが,その後の業務処理で店番などが決定するとさらに取得先を細分化できることがあります。このようなケースでは,取得先IDを変更して書き込むUAP履歴情報グループを分散させることができます。

OJは,定義で取得先IDが指定されていますが,店番などが異なる処理では取得先IDを変更して書き込むUAP履歴情報グループを分散させることができます。

なお,UJについては,取得先ID変更機能の対象外とします。

図3‒32 概要

[図データ]