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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


3.16.1 履歴情報表の空き監視

オンライン中にUAP履歴情報グループ内の未使用の履歴情報表がなくなると,現用表が満杯または障害となったときにスワップできないでプロセスダウンとなります。

そこで,UAP履歴情報グループ内の未使用の履歴情報表の数がトランザクション関連定義trn_aph_no_use_table_countオペランドの指定値に満たないときは,トランザクション関連定義のtrn_aph_lack_table_msg_interval指定値の間隔で警告メッセージ(KFSB50958-E)を出力し,ユーザ運用が必要であることを通知します。当該メッセージは未使用状態の履歴情報表がトランザクション関連定義trn_aph_no_use_table_countオペランドの指定値以上確認されるまで出力し続けます。

履歴情報表の空き監視は,履歴情報監視スレッドで,10秒間隔でグループ管理表にアクセスし,未使用の履歴情報表の数を監視します。

履歴情報監視スレッドからリソースマネジャへの接続は,ユーザサービス用のxa_open関数文字列を使用して行うため,リソースマネジャへの最大同時接続数に加算する必要があります。

図3‒23 履歴情報表の空き監視

[図データ]