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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


3.14.1 ストアドルーチンによる書き込み先の決定

UAP履歴情報取得機能では,UAP履歴情報の書き込み先の決定をストアドルーチンによって行っています。

UAPからUAP履歴情報取得要求があると,書き込み先の情報を取得するためにストアドルーチンを呼び出し,ストアドルーチンで書き込み先の履歴情報表名および書き込み先データ通番(行番号相当)を取得し,データ通番を更新してからTP1/EEに制御を戻します。ストアドルーチンがリターンすると,取得した情報をもとに履歴情報表に対してUAP履歴情報の書き込み(UPDATE)を実行します。

図3‒20 ストアドルーチンによる書き込み先の決定

[図データ]