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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


3.7.1 表の状態変更

TP1/EE終了時,終了トランザクション(ME)起動後に履歴情報表の状態を変更します。変更内容を次に示します。状態を変更する条件を次の表に示します。

リソースマネジャ障害などによって履歴情報表の状態が変更できない,または,終了処理がトランザクション関連定義trn_aph_end_watch_time指定値を超えても完了しないときは,KFSB50954-E,KFSB50964-E,KFSB50969-Eメッセージを出力して終了します。ユーザは,TP1/EE終了後,「24.7.2 TP1/EEプロセス状態に応じた障害対応」で示す対策を行った後に,「24.7.1 履歴情報表の状態に応じた障害対応」で示す対策を行う必要があります。

表3‒6 履歴情報表の状態の変更条件

他TP1/EE

すべて正常終了

正常終了,計画停止A

計画停止B含む

強制停止含む

自TP1/EE

正常終了

1.,2.

2.

計画停止A(スワップあり)

1.,2.

1.,2.

計画停止A(スワップなし)

2.

2.

計画停止B

強制停止

(凡例)

1.:現用状態を使用済み状態に変更

2.:切り替え中状態を使用済み(書き込みがない場合は未使用)状態に変更

−:状態を変更しません