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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


3.1 機能概要

UAP履歴情報取得機能は,TP1/EE上で動作するUAPから本機能が提供するUAP履歴情報取得APIを発行することで,任意の業務情報をシステムが管理するリソースマネジャの表に取得し,業務内容を永続化するものです。

リソースマネジャへの接続およびトランザクションの制御は,XAインタフェースを使用します。

DB表に取得した履歴情報は,製品が提供するデータ抽出ユティリティを使用することで,任意の検索キー(中央処理通番,日時など)で抽出し,データ解析・バッチの入力情報などとして運用することが可能となります。

UAP履歴情報取得機能の概要図を次の図に示します。

図3‒1 UAP履歴情報取得機能の概要

[図データ]

〈この節の構成〉