Dynamic Link Manager Software ユーザーズガイド(Solaris®用)
HDLMがブートディスクを管理するブートディスク環境を構築するには,まずHDLM管理対象外の別のディスクを用意して,そこにSolaris,HDLM,および使用するアプリケーションをインストールした環境を構築します。すでにそれらをインストールした環境がある場合,改めて環境を構築する必要はありません。この環境のことを,この節では「移行前の環境」または「移行前」と呼びます。移行前の環境を利用してブートディスク環境を構築します。HDLMがブートディスクを管理するブートディスク環境のことを,この節では「移行後の環境」または「移行後」と呼びます。
既存の3種類の環境を移行前の環境に使用する場合,および移行前の環境を新規に構築して移行する手順の概要を次に示します。
- 既存のHDLMをインストールしたローカルブートディスク環境を移行前の環境に使用する場合
「3.6.2 ブートディスク環境の構築の手順」の「(1) 既存のHDLMの環境を使用して移行する」に示す手順を実行してから,「3.6.2 ブートディスク環境の構築の手順」の「(5) 移行後の環境を構築する」に示す手順を実行してください。- 既存のHDLMをインストールしていないローカルブートディスク環境を移行前の環境に使用する場合
「3.6.2 ブートディスク環境の構築の手順」の「(2) 既存のローカルブートディスク環境にHDLMをインストールして移行する」に示す手順を実行してから,「3.6.2 ブートディスク環境の構築の手順」の「(5) 移行後の環境を構築する」に示す手順を実行してください。- 既存のHDLMをインストールしていないブートディスク環境を移行前の環境に使用する場合
「3.6.2 ブートディスク環境の構築の手順」の「(3) 既存のブートディスク環境にHDLMをインストールして移行する」に示す手順を実行してから,「3.6.2 ブートディスク環境の構築の手順」の「(5) 移行後の環境を構築する」に示す手順を実行してください。- 移行前の環境を新規に構築する場合
「3.6.2 ブートディスク環境の構築の手順」の「(4) 移行前の環境を新規に構築して移行する」に示す手順を実行してから,「3.6.2 ブートディスク環境の構築の手順」の「(5) 移行後の環境を構築する」に示す手順を実行してください。
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