Dynamic Link Manager Software ユーザーズガイド(Solaris®用)

[目次][索引][前へ][次へ]


2.15 クラスタ対応

HDLMはクラスタ構成時にも使用できます。

HDLMがサポートするクラスタソフトウェア,対応するSolarisのバージョン,および併用できるボリューム管理ソフトウェアは,「3.1.5 HDLMがサポートするクラスタソフトウェアとボリュームマネージャの組み合わせ」を参照してください。

HDLMは主系ホストのパスを使用してLUにアクセスします。

パスの切り替えは,物理パス単位で行われます。したがって,1つのパスに障害が発生した場合は,同じ物理パスを経由するすべてのパスを切り替えます。切り替え先になるのは,主系ホストの物理パスです。

ホストの切り替えについては,アプリケーションに依存します。

注意事項
HDLMをクラスタ構成で使用する場合,そのクラスタを構成するすべてのノードには同じバージョンのHDLMをインストールしてください。異なるバージョンがインストールされている場合,クラスタが正常に動作しないおそれがあります。次に示すコマンドを実行して表示される「HDLM Version」および「Service Pack Version」が一致する場合,同じバージョンのHDLMになります。
# /opt/DynamicLinkManager/bin/dlnkmgr view -sys

[目次] [前へ] [次へ]


All Rights Reserved. Copyright© 2011, 2013, Hitachi, Ltd.