Dynamic Link Manager Software ユーザーズガイド(AIX®用)
HDLMが提供するPowerHA用スクリプトを登録してある場合,次に示す操作で設定を解除してください。
- この項の構成
- (1) ユーザー定義クラスター・イベントの削除
- (2) ユーザー定義ディスク・メソッドの削除
ここでは,PowerHA 6.1での設定手順を説明します。設定画面に行くまでのSMITメニューは,PowerHAのバージョンによって異なる場合があります。そのため,使用するPowerHAのマニュアルもあわせて参照してください。
- SMIT画面から,[拡張イベント構成]画面を起動します。
次に示すメニューを選択して起動してください。
[通信アプリケーションとサービス]-[HACMP for AIX]-[拡張構成]-[拡張イベント構成]-[事前定義済み HACMP イベントの変更/表示]- [拡張イベント構成]画面の[変更するイベント名の選択]で,次に示すイベントを選択します。
get_disk_vg_fs[クラスター・イベントの変更/表示]画面が表示されます。- [イベント前処理コマンド]の右横にある[リスト]ボタンを選択し,表示される一覧から「dlm_hacmp_disk_available」を削除します。
- SMIT画面から,[イベント前処理/後処理コマンドの構成]画面を起動します。
次に示すメニューを選択して起動してください。
[通信アプリケーションとサービス]-[HACMP for AIX]-[拡張構成]-[拡張イベント構成]-[イベント前処理/後処理コマンドの構成]-[ユーザー定義クラスター・イベントの除去]- [イベント前処理/後処理コマンドの構成]画面の[除去するユーザー定義イベント名]から,「dlm_hacmp_disk_available」を削除します。
- [了解]ボタンをクリックします。
- /usr/sbin/cluster/diag/clconraid.datファイルに追加した「dlmfdrv」を削除します。
ここでは,PowerHA 6.1での設定手順を説明します。設定画面に行くまでのSMITメニューは,PowerHAのバージョンによって異なる場合があります。そのため,使用するPowerHAのマニュアルもあわせて参照してください。
- SMIT画面から,[ユーザー定義ディスク・メソッドの構成]画面を起動します。
次に示すメニューを選択して起動してください。
[通信アプリケーションとサービス]-[HACMP for AIX]-[拡張構成]-[拡張リソース構成]-[HACMP 拡張リソース構成]-[ユーザー定義ディスク・メソッドの構成]-[ユーザー定義ディスク・メソッドの除去]- [ユーザー定義ディスク・メソッドの選択]画面で,次に示すメニューを選択して,削除します。
- HDLM Subclass※がnodeの場合
[disk/node/dlmfdrv]- HDLM Subclass※がfcpで,かつファイバチャネル接続の場合
[disk/fcp/dlmfdrv]- HDLM Subclass※がfcpで,かつSCSI接続の場合
[disk/scsi/dlmfdrv]- HDLM Subclass※がfcpで,かつファイバチャネル接続,SCSI接続の両方を使用している場合
[disk/fcp/dlmfdrv]
[disk/scsi/dlmfdrv]
- 注※
- HDLM Subclassは,HDLM動作ODM設定ユティリティ(dlmodmset)で確認,設定できます。HDLM動作ODM設定ユティリティ(dlmodmset)については「7.11 dlmodmset HDLM動作ODM設定ユティリティ」を参照してください。
All Rights Reserved. Copyright© 2011, 2013, Hitachi, Ltd.