Dynamic Link Manager Software ユーザーズガイド(AIX®用)
HDLMは次の表に示すOSが動作するホストにインストールできます。
OS パッチ情報 AIX 5L V5.3※1 Maintenance Levelを導入しない,Maintenance Level 01~03,またはTechnology Level 04~12※2※3 AIX 5L V5.3(バーチャル I/O サーバ)※4※5 ioslevel 2.1.0.0~2.2.2.xx(xxは任意)※6 AIX V6.1※1※7 Technology Levelを導入しない
- Technology Level 01
- IBM製HBAを使用している場合:APAR IZ42661
- Technology Level 02
- SP2以降
- IBM製HBAを使用している場合:APAR IZ42662
Technology Level 04
- Technology Level 03
- SP1以降
Technology Level 06
- Technology Level 05
- SP1以降
Technology Level 07
- Technology Level 08
- SP1以降
AIX V6.1(バーチャル I/O サーバ)※4※5※7 ioslevel 2.1.0.0~2.2.2.xx(xxは任意)※6 AIX V7.1※1※7 Technology Levelを導入しない
Technology Level 01
- Technology Level 02
- SP1以降
AIX V7.1(バーチャル I/O サーバ)※4※5※7 ioslevel 2.1.0.0~2.2.2.xx(xxは任意)※6
- 注※1
- 特に指定がない場合,すべてのSPが適用できます。
- 注※2
- Maintenance Levelを導入しない,またはMaintenance Level 01~02を使用する場合は,APAR IY70159を適用してください。
- 注※3
- Technology Level 08,かつIBM製HBAを使用する場合
APAR IZ43371を適用してください。- Technology Level 09を使用する場合
SP2以降を適用してください。また,IBM製HBAを使用する場合はAPAR IZ42658を適用してください。- Technology Level 10を使用する場合
SP1以降を適用してください。- Technology Level 11を使用する場合
SP2以降を適用してください。- Technology Level 12を使用する場合
SP1以降を適用してください。
- 注※4
- 次の条件のどちらかに当てはまる構成だけをサポートします。
- IBM製HBA+IBM製ディスクドライバを使用している。
- Hitachi Disk Array Driver for Virtual I/O Serverを使用している。
- 注※5
- PowerVM Live Partition Mobility機能は,HDLMデバイスを仮想SCSIデバイスとして使用する環境だけでサポートします。NPIV機能による仮想HBAをHDLMデバイスとして使用する環境では,PowerVM Live Partition Mobility機能をサポートしていません。
- 注※6
- ioslevel 2.1.0.0または2.1.0.10を使用する場合,かつIBM製HBAを使用する場合はAPAR IZ42662を適用してください。ioslevel 2.1.0.10以降のNPIV機能を使用する場合は,HDLMをクライアント区画へインストールすることによって,仮想ファイバチャネルを使用したパス管理ができます。NPIV機能を使用する場合の注意事項については,「3.4.4 バーチャルI/Oサーバについての注意事項」を参照してください。
- 注※7
- OSインストール時にSecure by Default機能を有効にした環境は未サポートです。
HDLMをインストールする前に,下記の前提プログラムがインストールされていることを確認してください。
- VisualAge C++ Runtime 5.0.0.0 以降,またはIBM XL C/C++ V7 Runtime 7.0.0.0~IBM XL C/C++ V8 Runtime 8.0.0.0(8.0.0.1~8.0.0.5 は未サポート),8.0.0.6 以降,IBM XL C/C++ V9 Runtime 9.0.0.1 以降,IBM XL C/C++ V10 Runtime 10.0.0.1 以降,IBM XL C/C++ V11 Runtime 11.1.0.1 以降,IBM XL C/C++ V12 Runtime 12.1.0.0 以降
Runtimeのバージョンは,次のコマンドを実行して確認してください。
AIX 5L V5.3の場合# lslpp -L xlC.aix50.rteAIX V6.1の場合# lslpp -L xlC.aix61.rteAIX V7.1の場合# lslpp -L xlC.aix61.rte- Global Link Managerと連携する場合に必要なJDK
Global Link Managerと連携したい場合には,あらかじめJDK 1.4.2のパッケージ(32ビット版),JDK 5.0のパッケージ(32ビット版),JDK 6.0のパッケージ(32ビット版),またはJDK 7.0のパッケージ(32ビット版)をホストにインストールしてください。連携しない場合にはJDKのインストールは不要です。JDKがインストールされていない環境へHDLMをインストールした場合,KAPL09241-Wが表示されます。Global Link Managerと連携しない場合,このメッセージへの対処は不要です。また,KAPL09241-Wが表示されたことによるHDLMの動作への影響はありません。- HTC_ODMまたはXP_ODM
ただし,次の条件のどれかが当てはまる場合は不要です。なお,HTC_ODMおよびXP_ODMの詳細については,ストレージシステムの販売元へお問い合わせください。
- diskドライバにHitachi Disk Array Driver for AIXまたはHitachi Disk Array Driver for Virtual I/O Server を使用している。
- ストレージシステムに次のどれかを使用している。
SANRISE H48/H128/H512/H1024/H10000/H12000,H20000/H24000,SVS,XP48/XP128/XP512/XP1024/XP10000/XP12000/XP20000/XP24000,P9500,VP9500- HBAに,日立FCアダプタ(THE-7xxxFE6228,THE-FCA-04xx,THE-FCA-08xx)を使用している。
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