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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/EE/Message Control Extension 使用の手引


5.4.1 UOCインタフェース

メッセージの送受信をするUAPをより多様な業務に対応させるために補助するプログラムを,UOCといいます。UOCは保護区です。

MCPで使用できるUOCを次に示します。

UOCを使用する場合の手順は,次のとおりです。

  1. C言語でUOCを作成する(COBOL言語では作成できません)。

  2. MCP構成定義にUOC関数を登録する。

  3. UOC関数のオブジェクトファイルやその他のUAPオブジェクトファイルをリンケージしてUAP共用ライブラリを作成する。

UOCで使用するローカル変数のサイズの合計は,各UOCで1024バイト以内になるよう作成してください。また,UOCの中で関数の再帰呼び出しはしないでください。

UOCの組み込みは,MCP構成定義で行います。論理端末ごとにUOCを組み込む場合は,eemcplefunc定義コマンドの-uオプションのownlsg,ownlmc,およびownlraオペランドにそれぞれのエントリポインタ名(C言語の関数名)を指定します。論理端末ごとにUOCを組み込まない場合は,eemcpfunc定義コマンドの-uオプションのownlsg,ownlmc,およびownlraオペランドにそれぞれのエントリポインタ名(C言語の関数名)を指定します。