5.4.1 UOCインタフェース
メッセージの送受信をするUAPをより多様な業務に対応させるために補助するプログラムを,UOCといいます。UOCは保護区です。
MCPで使用できるUOCを次に示します。
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入力セグメント判定UOC
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入力メッセージ編集UOC
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出力メッセージ編集UOC
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コネクション確立UOC
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C言語でUOCを作成する(COBOL言語では作成できません)。
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MCP構成定義にUOC関数を登録する。
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UOC関数のオブジェクトファイルやその他のUAPオブジェクトファイルをリンケージしてUAP共用ライブラリを作成する。
UOCで使用するローカル変数のサイズの合計は,各UOCで1024バイト以内になるよう作成してください。また,UOCの中で関数の再帰呼び出しはしないでください。
UOCの組み込みは,MCP構成定義で行います。論理端末ごとにUOCを組み込む場合は,eemcplefunc定義コマンドの-uオプションのownlsg,ownlmc,およびownlraオペランドにそれぞれのエントリポインタ名(C言語の関数名)を指定します。論理端末ごとにUOCを組み込まない場合は,eemcpfunc定義コマンドの-uオプションのownlsg,ownlmc,およびownlraオペランドにそれぞれのエントリポインタ名(C言語の関数名)を指定します。