はじめに
このマニュアルは，次に示すプログラムプロダクトの概要，定義方法，運用方法，および操作方法について説明したものです。
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uCosminexus TP1/EE/Message Control Extension
以降，このマニュアルでは，「uCosminexus TP1/EE/Message Control Extension」を「MCP」と表記します。
■ 対象読者
システム管理者，システム設計者，プログラマ，およびオペレータの方を対象としています。
また，次に示す知識があることを前提としています。
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Linuxのシステム管理の基礎的な知識
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オペレーティングシステムとオンラインシステムの基礎的な知識
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TP1/Server BaseおよびTP1/Server Base Enterprise Optionの知識
■ 図中で使用する記号
このマニュアルの図中で使用する記号を，次のように定義します。
![[図データ]](GRAPHICS/ZU000400.GIF)
■ JISコード配列のキーボードとASCIIコード配列のキーボードとの違いについて
JISコード配列とASCIIコード配列では，次に示すコードで入力文字の違いがあります。このマニュアルの文字入力例（コーディング例）の表記は，JISコード配列（日本語のキーボード）に従った文字に統一しています。
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コード |
JISコード配列 |
ASCIIコード配列 |
|---|---|---|
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(5c)16 |
' \ '（円記号） |
' ＼ '（バックスラッシュ） |
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(7e)16 |
' ￣ '（オーバライン） |
' ~ '（チルダ） |
■ 文法の記号
システム定義の説明，およびコマンドの説明に使用する各種の記号を説明します。
ここで説明する文法記述記号，属性表示記号および構文要素記号は，実際の定義には記述しません。
（1）文法記述記号
システム定義，コマンドのオプションおよび引数の指定方法について説明する記号です。
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文法記述記号 |
意味 |
|---|---|
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〔 〕 |
この記号で囲まれている項目は省略できることを意味しています。
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… |
この記号で示す直前の項目を繰り返し指定できることを意味しています。
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｛｛ ｝｝ |
この記号で囲まれた複数の項目が一つの繰り返し項目の単位であることを示します。
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｛ ｝ |
この記号で囲まれている複数の項目のうちから一つを選択することを示します。項目の区切りは｜で示します。
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｜ |
この記号で区切られた項目は選択できることを意味しています。
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＿ （下線） |
この記号で示す項目は，該当オペランド，またはオプションを省略した場合の省略時解釈値を示します。
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（2）属性表示記号
システム定義，およびコマンドに指定できる値の範囲を説明する記号です。
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属性表示記号 |
意味 |
|---|---|
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〜 |
この記号のあとに指定値の属性を示します。 |
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《 》 |
指定を省略したときに仮定される値を示します。 |
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〈 〉 |
指定値の構文要素を示します。 |
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(( )) |
指定値の指定範囲を示します。 |
（3）構文要素記号
システム定義，およびコマンドに指定できる文字または値を説明する記号です。
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構文要素記号 |
意味 |
|---|---|
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〈英字〉 |
アルファベット（A〜Z，a〜z）と_（アンダスコア） |
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〈英字記号〉 |
アルファベット（A〜Z，a〜z）と#，@，\，$，% |
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〈英数字〉 |
英字と数字（0〜9） |
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〈符号なし整数〉 |
数字列（0〜9） |
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〈16進数〉 |
数字（0〜9），A〜F，およびa〜f |
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〈識別子〉 |
先頭がアルファベットの英数字列 |
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〈記号名称〉 |
先頭が英字記号の英数字記号列 |
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〈パス名〉 |
記号名称，/，および .（ピリオド） （ただし，パス名は使用するOSに依存） |
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〈ホスト名〉 |
英数字，および!，#，$，%，&，'，(，)，*，+，-，.（ピリオド），/，;，<，=，>，?，@，[，\，]，^，_（アンダスコア），{，|，}，~，,（コンマ） ただし，OSによって使用できる文字が異なります。詳細は，使用しているOSのマニュアルを参照してください。 |
- 使用上の注意
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すべて半角文字を使用してください。