高速トランザクション処理基盤 TP1/EE/Extended Data Cache 使用の手引
ここでは,チューニングの考え方とチューニングで使用する情報について説明します。
データベースをチューニングするには,処理性能の観点からチューニングを進める必要があります。しかし,処理性能の向上だけを考えると,マシンのメモリ容量が不足することがあります。このため,処理性能,マシンのメモリ容量のバランスを考えてチューニングを行う必要があります。
チューニングで使用する情報を次の表に示します。
表8-1 チューニングで使用する情報
| 項番 | チューニングで使用する情報 | 説明 |
|---|---|---|
| 1 | データベースの物理解析情報 | DBエリアの格納効率に関するチューニングを行うときに使用します。eexdbstaコマンドで取得できます。 出力される情報については,「10.運用コマンド」の「eexdbsta(データベースの状態解析)」を参照してください。 |
| 2 | データベースの論理解析情報 | DBエリアの格納効率に関するチューニングや,インデクスに関するチューニングを行うときに使用します。eexdbstaコマンドで取得できます。 出力される情報については,「10.運用コマンド」の「eexdbsta(データベースの状態解析)」を参照してください。 |
| 3 | TASKTM情報 | SQLに関するチューニングを行うときに使用します。出力される情報については,「7.3.1 TASKTM情報に出力されるXDBに関する情報」を参照してください。 |
| 4 | システム統計情報 | SQLに関するチューニングを行うときに使用します。出力される情報については,「7.3.2 システム統計情報に出力されるXDBに関する情報」を参照してください。 |
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