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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB96260-W

システムに共有メモリの設定が存在しないため,本設定値を1バイトと仮定して処理を続行します。種別=aa....aa

The value of 1 byte is assumed because a shared memory value was not defined for the system. reason = aa....aa  (E)(4)(NOS)

システムに共用メモリの設定が存在しないため,この設定値を1バイトと仮定して処理を続行します。

aa....aa:カーネルパラメタの種別

(S)処理を続行します。

(O)なし。

〔対策〕仮定した値が不適切な場合は,実行環境に必要な値をカーネルパラメタに設定してください。カーネルパラメタの種別一覧を表に示します。

種別

内容

SHMALL

システム全体の共用メモリおよびページの最大数

使用するDBエリアを加算した以上のページ数にする必要があります。増加分の共用メモリも考慮して設定します。

SHMMAX

共用メモリおよびセグメントの,バイト単位の大きさの上限

DBエリアとして使用する領域の中で,最も大きいエリア長以上のバイト数を指定します。

SHMMNI

システム全体の共用メモリ数の上限

DBエリアの初期確保時に一つ,増分ごとに一つの共用メモリおよびセグメントを使用します。増加分を考慮した共用メモリ数を設定します。

なお,コマンドの実行環境とXDBの実行環境が異なる場合,OSの設定値によっては,コマンドの実行環境ではメッセージが出力されるけれど,XDBの実行環境では出力されないことがあります。