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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB95705-E

コマンドが失敗しました。コマンド名=aa....aa,理由コード=bb....bb,詳細コード=cc....cc

Command execution has failed. command name = aa....aa, reason code = bb....bb, detail code = cc....cc  (E)(NOS)

コマンド実行中にエラーが発生したため,処理を中止しました。

aa....aa:コマンド名

bb....bb:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

cc....cc:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報

(S)コマンド処理を中止して終了します。

(O)OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。

理由コード

意味

対策

COMMUNICATION

データの通信に失敗しました。

TP1/EEとの通信障害の原因を調査し,取り除いてください。

CONNECT

リソースマネジャを利用しない状態でトランザクションが実行されました。

TP1/EEのログファイルに出力されているKFSB50919-Eメッセージを参照して原因を取り除いてください。

INVALID

TP1/FSPのOBM構成定義で次の指定をしている場合,指定したコマンドは実行できません。

  • lotdef定義コマンドの-rオプションのnode_idオペランドの指定を省略

    eeobmchgtrnコマンドに-nオプションは指定できません。

  • lotdef定義コマンドの-sオプションのfixedオペランドにNを指定

    eeobmchgtrnコマンドに-pオプションは指定できません。

  • TP1/FSPのユーザサービス関連定義のqueue_draw_method オペランドに-ptrnlevelを指定していないか,またはobmdef定義コマンドの-kオプションのtrnlevel_uoc_useオペランドにYを指定している場合

    eeobmchgtrnコマンドに-tオプションは指定できません。

指定したOBM名,およびロット名が誤っていないか確認してください。

LOT_NAME

指定されたロット名が見つかりません。

正しいロット名を指定し,コマンドを再実行してください。

NO_USE

OBM機能を使用していません。

指定したサービスグループ名に誤りがないか確認してください。

NOT_OPEN

OBMをOPENしていません。

eebcmtbllshコマンドでOPENしているBCMを確認してください。

OBM_NAME

指定されたOBM名が見つかりません。

正しいOBM名を指定し,コマンドを再実行してください。

ROLLBACK

コミット要求がロールバックしました。

TP1/EEのログファイルに出力されているKFSB50919-Eメッセージを参照して原因を取り除いてください。

SEQNUM

TP1/FSPのeeobmskipコマンドの場合,指定した通番のバッチデータは処理済みのためスキップできません。

指定したバッチデータの通番に誤りがないか確認してください。

SERVER_TYPE

指定されたOBMサーバでは,このコマンドは実行できません。

正しいサービスグループ名を指定し,コマンドを再実行してください。

SQL

OBM管理表,またはOPEN状態管理表に対するSQL発行でエラーが発生しました。

TP1/EEのログファイルに出力されているKFSB45780-Eメッセージ,KFSB55782-Eメッセージ,またはKFSB55784-Eメッセージを参照して原因を取り除いてください。

STATUS

指定されたOBMは要求されたコマンドの処理ができない状態です。

eeobmstatlsコマンドを実行し,OBMの状態を確認してください。

SUSPEND

指定されたOBMは一時休止状態です。

TP1/FSPの関連ドキュメントを参照し,一時休止から回復してください。

SVG_NAME

指定されたサービスグループ名が見つかりません。

正しいサービスグループ名を指定し,コマンドを再実行してください。TP1/EEが起動していない場合は,TP1/EEを起動したあとにコマンドを再実行してください。

SYSERR

TP1/EEプロセス側でエラーが発生しました。

詳細コードを保守員に連絡してください。

TYPE

データ型のOBMに対して,TP1/FSPのeeobmstopコマンドの-pオプションが指定されました。

データ型のOBMに対してTP1/FSPのeeobmstopコマンドを実行する場合,-pオプションは指定しないでください。