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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB95650-E

DBキューコマンドが失敗しました。コマンド名=aa....aa,理由コード=bbbb,詳細コード=cccc

Execution of a DB queue command has failed. command name = aa....aa, reason code = bbbb, detail code = cccc  (E)(NOS)

DBキューコマンドが失敗しました。

aa....aa:該当するコマンド名

bbbb:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

cccc:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報

理由コードが9999の場合だけ,有効な値になります。理由コードが9999以外の場合は,****を表示します。

(S)コマンドの処理を終了します。

(O)理由コードに示した原因を取り除き,コマンドを再実行してください。

〔対策〕TP1/EEプロセスのメッセージログファイルを参照し,原因を検証してください。

理由コード

意味

対策

0001

DBキュー機能を使用できません。

TP1/EEサービス定義を見直してください。

0002

リソースマネジャへのアクセスに失敗しました。

次のメッセージを基に原因を取り除いてください。

  • KFSB45620-Eメッセージ

  • KFSB45627-Eメッセージ

  • KFSB45630-Eメッセージ

  • KFSB45636-Eメッセージ

  • KFSB55670-Eメッセージ

  • KFSB55671-Eメッセージ

  • KFSB55672-Eメッセージ

0003

要求されたDBキューは存在しません。

TP1/EEサービス定義を見直してください。

0004

要求されたDBキューは使用できない状態か,または読み出し停止中の状態です。

TP1/EEプロセスのメッセージログファイルを参照し,使用できない原因を検証してください。または,運用コマンドで読み出しを再開してください。

0005

要求されたDBキューはリソースマネジャに接続されていません。

TP1/EEプロセスのKFSB50919-Eメッセージを基に原因を調査し,コマンドを再実行してください。

0006

要求されたDBキューサービスは存在しません。

TP1/EEサービス定義を見直してください。

0007

要求されたDBキューのタイプが相手読み出しの場合は,該当するコマンドは実行できません。

指定するDBキュー名のタイプを確認してください。

0008

要求のあったDBキューが属するグループとDBキューサービスが属するグループとは,接続,接続解除の対象ではありません。

TP1/EEサービス定義を見直してください。

0009

要求のあったDBキューは別のDBキューサービスと接続済みのため接続できません。または,要求のあったDBキューとDBキューサービスとは接続解除の対象ではありません。

DBキュー情報の照会コマンドで現在の接続状態を確認し,コマンドを再実行してください。

0010

コマンド実行のタイミングが不正です。

コマンドを実行できる状態か確認してください。または,しばらく待ってから,コマンドを再実行してください。

0011

指定された通番が不正です。

DBキュー情報の照会コマンドで確認してください。

0012

要求されたDBキューサービスは永久閉塞中です。

DBキューサービスの閉塞状態表示コマンドで確認してください。

0013

メモリ不足が発生しました。

KFSB45624-EメッセージまたはKFSB45634-Eメッセージを基に原因を取り除いてください。

0014

DBキュー名,DBキューサービス名,ロット名,またはIFA番号が不正です。

TP1/EEサービス定義を見直してください。または,該当するコマンドを見直してください。

0015

該当するDBキューサービスで使用する最大DBキュー数を超えたため接続できません。

TP1/EEサービス定義を見直してください。

0016

すべてのDBキューサービスが永久閉塞中のため,閉塞または閉塞解除できません。

DBキューサービスの閉塞状態表示コマンドで確認してください。

0017

オンラインバッチ機能を使用できません。

TP1/EEサービス定義を見直してください。

0018

要求されたロット名は存在しません。

TP1/EEサービス定義を見直してください。

0019

該当するロットが受け付けられない状態のため,要求を受け付けられません。

該当するロットの状態でも受け付けられるコマンドを実行してください。

0020

要求されたDBキューグループ名は存在しません。

DBキュー機能関連定義を見直してください。

0021

この要求には読み出し済みにするメッセージはありません。

読み出し通番と書き込み通番を確認してください。

0022

コマンドの実行に必要な定義が指定されていません。

TP1/EEサービス定義を見直してください。

0023

コマンドトランザクションのコミット決着に失敗したため,ロールバック決着しました。

コミット決着に失敗した原因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。

0024

コマンドトランザクションがヒューリスティックハザード決着したか,またはヒューリスティックミックス決着しました。

ヒューリスティックハザード決着,またはヒューリスティックミックス決着した原因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。

0025

要求されたDBキューはUAP間通信機能を使用するDBキューではありません。

DBキュー情報の照会コマンドでDBキュー種別を確認してください。

0026

コマンドの実行に必要なDBキュー属性が付与されていません。または,DBキューのフォーマットタイプが1ではありません。

eedbqclearコマンドの場合は,通番初期化属性がありません。

eedbqaltputコマンドの場合,交替用メッセージ表書き込み機能を使用する属性がありません。

次の対策を実施してください。

  • DBキュー照会コマンドで必要なDBキュー属性が与えられているか確認してください。

  • 指定したDBキュー名が属するDBキューグループ定義のフォーマットタイプを確認してください。

0080

該当するコマンドの転送処理で,処理の実行後に読み出し先サーバの変更を検知しました。

要求した処理の結果は不定です。

実行結果は,eedbqlsコマンドで確認してください。

0081

該当するコマンドの転送処理で,変更要求対象の読み出し先サーバが存在しません。

DBキュー読み出し先サーバ変更機能を使用して読み出し先サーバを決定するか,該当のDBキューを読み出すTP1/EEプロセスを開始してください。

0082

該当するコマンドの転送処理で,読み出し先サーバがRPC通信を使用したDBキュー機能に対応していません。

メッセージを読み出しているサーバのTP1/EEのバージョンが07-80以降かどうかを確認してください。

0083

該当するコマンドの転送処理実行後の結果確認で,リソースマネジャへのアクセスが失敗しました。

要求した処理の結果は不定です。

理由コード0002の対策で障害要因を取り除いてから,eedbqlsコマンドで実行結果を確認してください。

0084

該当するコマンドの転送処理実行後の結果確認で,変更要求対象の読み出し先サーバが存在しません。

要求した処理の結果は不定です。

理由コード0081の対策で障害要因を取り除いてから,eedbqlsコマンドで実行結果を確認してください。

0085

該当するコマンドの転送処理実行後の結果確認で,読み出し先サーバがRPC通信を使用したDBキュー機能に対応していません。

要求した処理の結果は不定です。

理由コード0082の対策で障害要因を取り除いてから,eedbqlsコマンドで実行結果を確認してください。

0086

該当するコマンドの転送処理が時間切れになりました。

KFSB55626-Eメッセージを基に,要求先のTP1/EEプロセスを特定します。

要求先のTP1/EEプロセスが出力するエラーメッセージを基に障害を取り除いてください。

0087

該当するコマンドの転送処理が失敗しました。

次のメッセージを参考に,障害を取り除いてください。

  • KFSB40320-E

  • KFSB40322-E

  • KFSB40350-E

  • KFSB40352-E

9999

予期しないエラーが発生しました。

保守員に連絡してください。