Hitachi

OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB65380-E

継続不可の障害が発生した為、プロセスを強制停止します。サービスグループ名=aa....aa,ランID=bbbbbbbb,IFA番号=cc....cc,終了要因=dd....dd,エラー要因コード=eeeeeeee,中央処理通番=ffffffff,トランザクション種別=gg,サービス名=hh....hh,詳細コード1=iiiiiiii

cannot continue by error. shutdown process. service group name=aa....aa, runid=bbbbbbbb, ifano=cc....cc, end info=dd....dd, errno=eeeeeeee, central tranid=ffffffff, transaction type=gg, service name=hh....hh, detail code1=iiiiiiii  (E+P+L)(1)(NOS)

続行できない障害が発生したため,TP1/EEプロセスを強制停止します。メッセージオブジェクトファイルの読み出し時に障害が発生した場合は,英語のメッセージが出力されます。

aa....aa:障害が発生したサービスグループ名

定義解析が終了していない場合は,*を表示します。

bbbbbbbb:障害が発生したランID

ランIDが決定していない場合は,00000000を表示します。

cc....cc:障害の発生したスレッドのIFA番号(10進表記)

IFA作成前,またはIFAを特定できない場合は,0を表示します。

dd....dd:終了要因

COMMIT LIMIT OVER:コミット関数の発行回数が上限値を超えました。

ROLLBACK ABEND:UAPでee_trn_chained_rollback関数(EETRN_PRCS設定)を呼び出しました。

ROLLBACK LIMIT OVER:ロールバック関数の発行回数が上限値を超えました。

INSIDE:TP1/EE内部に要因があります。

UNKNOWN:次に示すどちらかの状態になりました。
  • UAPまたはUOCで,pthread_exit関数またはCBLABNサービスルーチンを呼び出しました。

  • UAPでCOBOL実行時に障害が発生しました。

QUEUE RATE OVER:処理キューの滞留監視によってプロセスが強制停止しました。

XDB INSIDE:XDBで障害が発生しました。

BPP TERM:UAPやUOCでee_bpp_termを呼び出しました。

eeeeeeee:エラー要因コード(16進表記)

終了要因がROLLBACK ABENDの場合は,ee_trn_chained_rollback関数で設定したエラー要因コードが表示されます。

終了要因がROLLBACK ABEND以外の場合は,TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報が表示されます。

ffffffff:中央処理通番

トランザクション処理中に障害が発生した場合は,トランザクションのエントリ中央処理通番が表示されます。トランザクション処理中以外に障害が発生した場合は,00000000が表示されます。

gg:トランザクション種別

トランザクション種別については,マニュアル「TP1/Server Base Enterprise Option プログラム作成の手引」のトランザクション種別の説明を参照してください。

hh....hh:サービス名

サービス名のないトランザクションの場合は,*を表示します。

iiiiiiii:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報

(S)TP1/EEプロセスを強制停止します。

(O)OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕終了要因に従って次の対策をしてください。
終了要因がUNKNOWNの場合

UAPを見直してください。

終了要因がROLLBACK ABENDの場合

ee_trn_chained_rollback関数が呼び出された要因を取り除いてください。

終了要因がINSIDEの場合

このメッセージの直前にほかのメッセージが出力されていれば,そのメッセージに従って,原因を取り除いてください。ほかのメッセージが出力されていなければ,保守員に連絡してください。

終了要因がBPP TERMの場合

ee_bpp_term()の呼び出し要因を取り除いてください。