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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB55710-E

OBMサービスで電文を受信しましたが、破棄しました。接続先情報1=aa....aa,接続先情報2=bb....bb,理由コード=cc....cc,電文情報=dd....dd

A message received by the OBM service will now be discarded. destination information 1 = aa....aa, destination information 2 = bb....bb, reason code = cc....cc, message information = dd....dd  (E+P+L)(2)(SUP)

OBMサービスでメッセージを受信しましたが,障害が発生したため破棄しました。

aa....aa:接続先情報1

送信元IPアドレスを表示します。

bb....bb:接続先情報2

送信元ポート番号を表示します。

cc....cc:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

dd....dd:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報

(S)メッセージを破棄します。

(O)OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。

理由コード

意味

対策

COMMUNICATION

メッセージの受信中に通信障害が発生しました。

このメッセージより前に出力されているKFSB403xxメッセージ,またはKFSB503xxメッセージ(xx:00〜99)を参照して,原因を取り除いてください。

CONNECT

メッセージの受信中にコネクションが切断されました。

このメッセージより前に出力されているKFSB403xxメッセージ,またはKFSB503xxメッセージ(xx:00〜99)を参照して,原因を取り除いてください。

EEOBMSTART

BCSでTP1/FSPのeeobmstartコマンドを受け付けました。

送信元のeeobmstartコマンドの設定を確認してください。環境変数DCHOST,DCNAMPORTを確認してください。

INVALID

不正なメッセージを受信しました。

このメッセージより前に出力されているKFSB403xxメッセージ,またはKFSB503xxメッセージ(xx:00〜99)を参照して,原因を取り除いてください。

MEMORY

メッセージの受信に使用するメモリが確保できませんでした。

OS全体のメモリ使用状況を確認してください。

NEGOTIATION

BCSでネゴシエーションを受け付けました。

送信元BCSのTP1/FSPのOBM関連定義のbcssvgdef定義コマンドの-nオプション,および-gオプションを見直してください。

NODE_ID

TP1/Server BaseとTP1/EEのノード識別子に同じ値が設定されています。

送信元のTP1/Server Base,TP1/EEのノード識別子が一意となるように定義を修正して,送信元のTP1/EEを再起動してください。

TIMED_OUT

メッセージの受信中に受信待ち時間がタイムアウトしました。

接続先情報で示すサーバの動作状況を確認してください。接続先情報で示すサーバが動作していて,このメッセージが繰り返し出力される場合は,次のオペランドの設定値をチューニングしてください。

  • このメッセージが出力されたTP1/EEの,RPC関連定義のipc_recvbuf_sizeオペランド

  • 接続先情報で示すTP1/EEの,RPC関連定義のrpc_router_retry_countオペランド,rpc_router_retry_intervalオペランド,およびipc_sendbuf_sizeオペランド