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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB55317-E

連続サービス異常終了限界経過時間監視に失敗しました。理由コード=aaaa,詳細コード1=bbbbbbbb,詳細コード2=cccccccc

An attempt to monitor the number of consecutive abnormal service terminations occurring within a specified time has failed. reason code = aaaa, detail code 1 = bbbbbbbb, detail code 2 = cccccccc  (E+P+L)(2)(SUP)

連続サービス異常終了の限界経過時間の監視に失敗しました。処理を続行します。

aaaa:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

bbbbbbbb:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報

cccccccc:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報

(S)処理を続行します。

(O)OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。

理由コード

意味

対策

0011

TP1/EEシステムワークが不足しています。

メモリ関連定義max_mem_sizeオペランドの指定値を見直してください。

0021

ファイルが存在しません。

前回のオンライン時にKFSB55318-Eメッセージが出力されている場合は,そのメッセージに従って,原因を取り除いてください。$DCDIR/tmpディレクトリ下のファイルを不当に削除した場合は,削除しないようにしてください。

前回のオンライン時から定義を変更していて,次のどれかに一つ以上当てはまる場合は,TP1/EE再開始時に出力されるこのメッセージは無視してください。

  • service_holdオペランドを,N指定からY指定へ変更したか,またはオペランドを省略した。

  • service_attr定義コマンドの-cオプション指定を追加した。

  • service_hold_watch_useオペランドを,N指定またはオペランド省略からY指定へ変更した。

  • service_term_watch_timeオペランドの指定を1以上の値から0へ変更したか,またはオペランドを省略した。

解決しない場合は,保守員に連絡してください。

0022

ファイルの内容が不正です。

$DCDIR/tmpディレクトリ下のファイルを不当に変更した場合は,変更しないようにしてください。変更していない場合は,保守員に連絡してください。

0023

ファイルのオープンに失敗しました。

直前にほかのメッセージが出力されている場合は,そのメッセージに従って,原因を取り除いてください。メッセージが出力されていない場合は,次の事項を確認してください。

  • $DCDIR/tmpディレクトリのファイルシステムのディスク容量,およびiノード数が不足していないか。

  • プロセス関連定義のmax_descriptorsオペランドの指定値が,TP1/EEの構成に必要な値を下回っていないか(max_descriptorsオペランドの指定値の見積もりについては,TP1/EEのリリースノートを参照してください)。

  • 同一マシン内に,ファイルを大量に使用するプロセスが存在し,マシン内で使用可能なファイル識別子が不足していないか。

解決しない場合は,保守員に連絡してください。

0025

ファイルの読み込みに失敗しました。

9999

上記以外の障害が発生しました。

保守員に連絡してください。