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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB54306-E

オン中SDB定義変更が失敗しました。要求種別=aa....aa,理由コード=bb....bb,要求サイズ=cc....cc,詳細コード=dd....dd

An attempt to modify the online SDB definition has failed. request type = aa....aa, reason code = bb....bb, request size = cc....cc, detail code = dd....dd  (E+P+L)(2)(SUP)

オン中SDB定義変更が失敗しました。

aa....aa:要求種別

GET:SDB定義情報の事前取得

SWITCH:SDB定義情報の正副切り替え

bb....bb:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

cc....cc:要求サイズ(単位:バイト)

理由コード「2001」の場合,追加確保に失敗したサイズを出力します。

理由コード「2001」以外の場合,「*」を出力します。

dd....dd:詳細コード

TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報です。

(S)処理を続行します。

(O)OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。

理由コード

意味

対策

0001

SQLエラーが発生しました。

直前に出力されたKFSB54304-Eメッセージを基に障害を取り除き,コマンドを再実行してください。

0002

HiRDB/SDが未起動の為,SDB定義情報の取得ができませんでした。

直前に出力されたKFSB54304-Eメッセージを基にHiRDB/SDの状態を確認し,コマンドを再実行してください。

1001

SDB定義情報の事前取得によって取得したSDB表数が0。

HiRDB/SDの常駐SDBディレクトリ情報を見直し,コマンドを再実行してください。

1002

TP1/EE起動時は対象だったSDB定義情報が,事前取得によって取得するとSDB表数が0。

HiRDB/SDの常駐SDBディレクトリ情報を見直し,コマンドを再実行してください。

1003

HiRDB/SDが前提バージョン未満のため,SDB定義情報の取得ができませんでした。

HiRDBクライアント,およびHiRDBサーバのバージョンを確認してください。

2001

SDB定義情報格納領域の追加確保に失敗しました。

不要プロセス終了などによってOSの空きメモリを増やし,コマンド再実行してください。

2002

PCE数が不足しました。

メモリ関連定義のpce_noオペランドの指定値を見直して,TP/EEを再起動してください。

3001

SDB定義情報の事前取得中に,再度,SDB定義情報の事前取得を要求しました。

直前に実行したSDB定義情報の事前取得が完了後,必要であれば,コマンドを再実行してください。

3102

SDB定義情報の事前取得中に,SDB定義情報の正副切り替えを要求しました。

SDB定義情報の事前取得が完了後,コマンドを再実行してください。

3103

トランザクション静止化していない状態で,SDB定義情報の正副切り替えを要求しました。

トランザクション静止化を行い,本コマンドを再実行してください。

3104

SDB定義情報の正副切り替え時にステータスファイルへの書き込みに失敗しました。

ステータスファイルに異常がないか調査してください。

4101

SDB定義情報領域(副)がない,かつ,-zオプションなしで,SDB定義情報の正副切り替えを要求しました。

すでにSDB定義情報の正副切り替えを実施済みの場合は,-zオプションを指定し,コマンドを再実行してください。

SDB定義情報の正副切り替えを実施していない場合は,SDB定義情報の事前取得を実施後,コマンドを再実行してください。

4102

SDB定義情報領域(副)の取得日時が,SDB定義情報領域(正)の取得日時より古い状態で,SDB定義情報の正副切り替えを要求した。

古いSDB定義情報への戻しを行う場合は,-fオプションを指定し,コマンドを再実行してください。

上記以外

オン中SDB定義変更が失敗しました。

保守員に連絡してください。