Hitachi

OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB52116-E

表の構造不正を検知しました。UAP履歴情報グループ名=aa....aa,対象=bbbb,表名=cc....cc,理由コード=dddd,詳細コード=ee....ee

A table structure error was detected. UAP log information group name = aa....aa, object = bbbb, table name = cc....cc, reason code = dddd, detail code = ee....ee  (P+L)(2)(NOS)

表の構造不正を検知しました。

aa....aa:UAP履歴情報グループ名

UAP履歴情報グループ名が不明な場合は,*を表示します。

bbbb:処理の対象

0001:グループ管理表

0002:履歴情報表

0010:PJ管理表

0011:PJ突き合わせ表

cc....cc:グループ管理表,履歴情報表,PJ管理表,またはPJ突き合わせ表の表名

dddd:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

ee....ee:TP1/EEがトラブルシュートで使用する情報

(S)処理を終了します。

(O)メッセージの出力元によって,次のどちらかの処置をしてください。
データ抽出ユティリティが出力したメッセージの場合

理由コード一覧に示した原因を取り除き,データ抽出ユティリティを再実行してください。

データ連携支援が出力したメッセージの場合

理由コード一覧に示した原因を取り除き,データ連携支援を再実行してください。

〔対策〕メッセージの出力元によって,次のどちらかの処置をしてください。
データ抽出ユティリティが出力したメッセージの場合

理由コード一覧を見て対策してください。

理由コード

意味

対策

0101

表の構造が不正です。

次の対策をしてください。

処理の対象がグループ管理表の場合

UAP履歴情報グループ名にグループ管理表ではない表名を指定していないか見直してください。

処理の対象が履歴情報表の場合

UAPTBLパラメタに履歴情報表ではない表名を指定していないか見直してください。

処理の対象がPJ管理表,またはPJ突き合わせ表の場合

PJIDパラメタを見直してください。

PJ管理表,またはPJ突き合わせ表が別の表であるおそれがあります。

0102

表の列の構造が不正です。

0201

表の注釈の内容が不正です。

次の対策をしてください。

処理の対象が履歴情報表の場合

TBLTYPEパラメタ,またはUAPTBLパラメタを見直してください。

TBLTYPEパラメタにONLINEを指定している場合,UAPTBLパラメタにリロード用履歴情報表を指定しているおそれがあります。

TBLTYPEパラメタにRELOADを指定している場合,UAPTBLパラメタに取得用履歴情報表,またはTP1/FSPのeeaphtblhコマンドで作成中の表をリロードした表を指定しているおそれがあります。

処理の対象がPJ管理表,またはPJ突き合わせ表の場合

PJIDパラメタを見直してください。

PJ管理表,またはPJ突き合わせ表が別の表であるおそれがあります。

eeaphpjtblhコマンド以外で表を作成していないか確認してください。

0301

表に格納されている行数が不正です。

保守員に連絡してください。

0302

表に格納されている値が不正です。

0303

リロード用履歴情報表の最大履歴情報長が不正です。

UAPTBLパラメタを見直してください。UAPTBLパラメタに異なるオンラインの履歴情報表を指定しているおそれがあります。

または,リロード用履歴情報表を作成し直してください。

TP1/FSPのeeaphrtblhコマンドの-zオプションに指定した最大履歴情報長とアンロード元の履歴情報表の最大履歴情報長が異なるおそれがあります。

0401

表が未完成です。

UAP履歴情報グループ名,UAPTBLパラメタ,またはPJIDパラメタを見直してください。

TP1/FSPのeeaphgrph,eeaphtblh,またはeeaphpjtblhコマンドで作成中の表を指定している,または作成に失敗した表を指定しているおそれがあります。

リロード用履歴情報表の場合,TP1/FSPのeeaphrtblhコマンドで作成後,UAP履歴情報をリロードしていない表を指定しているおそれがあります。

0402

PJ突き合わせ表の拡張が未完了です。

PJIDパラメタを見直してください。

TP1/FSPのeeaphpjtblhコマンドに-xオプションを指定して作成中の表を指定している,または拡張に失敗した表を指定しているおそれがあります。

0501

表に格納されている値が不正です。

保守員に連絡してください。

9000

予期しない障害が発生しました。

データ連携支援が出力したメッセージの場合

データ抽出ユティリティの対策の,「UAP履歴情報グループ名」を「CONTROL文のGRPNAMEオペランド」に,「UAPTBLパラメタ」を「TABLE文のUAPTBLオペランド」に,「PJIDパラメタ」を「eeaphrunrkshコマンドの-kオプション」に,「TBLTYPEパラメタ」を「CONTROL文のTBLTYPEオペランド」に,「eeaphpjtblh」を「eerksaphpjtblh」に読み替えて実施してください。