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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


KFSB51003-E

最新の情報を持つステータスファイルで異常が発生しました。物理ファイル名=aa....aa,理由コード=bbbb

An error has occurred in the last updated status file. physical file name = aa....aa, reason code = bbbb  (E+P+L)(3)(SUP)

最新の情報を持つステータスファイルで異常が発生しました。

aa....aa:異常が発生したステータス物理ファイル名(14文字以内の英数字)

bbbb:理由コード

理由コードの意味と対策を表に示します。

(S)理由コードまたは障害状況に従って処理します。
理由コードが0006の場合

ファイルの障害を回復して,処理を続行します。

理由コードが0006以外の場合

予備ステータスファイルがある場合は,スワップ処理をします。

予備ステータスファイルがない場合は,開始処理を中止し,障害が発生したファイルを閉塞状態にします。

A系,B系の両方のファイルで障害が発生した場合

開始処理を中止します。

(O)OpenTP1管理者に連絡してください。

〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。

理由コード

意味

対策

0001

A系,B系のファイルのレコード数が不一致です。

レコード数を正常な系と一致させて,eestsinitコマンドで初期設定してください。

0002

A系,B系のファイルのレコード数が不一致で,さらに,データの異常を検知しました。

A系,B系のファイルのレコード数を一致させて,eestsinitコマンドで初期設定してください。

0004

A系,B系の両方のファイルで,レコード更新の不正を検知しました。

A系,B系の両方のファイルをeestsinitコマンドで初期設定してください。

0005

レコードの入出力エラーを検知しました。

以前に出力されたメッセージに従って対策してください。

0006

ファイルの更新未完了を検知しました。

対策の必要はありません。ただし,A系,B系の両方のファイルで障害が発生した場合は,障害が発生したファイルをeestsinitコマンドで初期設定してください。