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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


1.5.3 メッセージログ関連定義

データ抽出ユティリティでは,TP1/EEのメッセージログ関連定義は無効です。

データ抽出ユティリティのメッセージログ関連の仕様をTP1/EEのメッセージログ関連定義と対比させた一覧を,次の表に示します。

表1‒9 データ抽出ユティリティのメッセージログ関連の仕様

TP1/EEメッセージログ

関連定義

意味

データ抽出ユティリティの仕様

log_file_size

メッセージログファイルの最大容量

1024

log_file_max

メッセージログファイルの最大ファイル数

3

log_syslog_out

syslogへのメッセージ出力レベル

3

log_syslog_prcid

syslog出力時にプロセスIDを付けるかどうか

N(プロセスIDを付けない)

log_base_infid

syslog出力時およびメッセージの標準出力時に付けるTP1/EE識別子

省略

(TP1/EE識別子を付けない)

log_syslog_prcno

syslog出力時にメッセージ通番を付けるかどうか

N(メッセージ通番を付けない)

log_syslog_date

syslog出力時に日付を付けるかどうか

N(日付を付けない)

log_syslog_time

syslog出力時に時刻を付けるかどうか

N(時刻を付けない)

log_syslog_service_name

syslog出力時にサービス名を付けるかどうか

N(サービス名を付けない)

log_syslog_central_no

syslog出力時に中央処理通番を付けるかどうか

N(中央処理通番を付けない)

log_syslog_id

syslog出力時にOpenTP1識別子を付けるかどうか

N(OpenTP1識別子を付けない)

log_syslog_elist

ログサービスがsyslogファイルへの出力に失敗した場合に,該当するメッセージをリトライタイミングまで保管するメモリキューのエレメント数

0

log_msg_console

標準出力および標準エラー出力の出力設定があるメッセージを標準出力および標準エラー出力に出力するかどうか

Y(出力する)

log_msg_allno

メッセージの標準出力時にプロセス内のメッセージ通番を付けるかどうか

N(メッセージ通番を付けない)

log_msg_prcid

メッセージの標準出力時にメッセージの出力要求元のプロセスのプロセスIDを付けるかどうか

N(プロセスIDを付けない)

log_msg_prcno

メッセージの標準出力時にプロセス内のメッセージ通番を付けるかどうか

N(メッセージ通番を付けない)

log_msg_sysid

メッセージの標準出力時にTP1/EE識別子を付けるかどうか

Y(TP1/EE識別子を付ける)

(TP1/EE識別子には「**」を出力します)

log_msg_date

メッセージの標準出力時にメッセージの出力要求時の日付を付けるかどうか

Y(日付を付ける)

log_msg_time

メッセージの標準出力時にメッセージの出力要求時の時刻を付けるかどうか

Y(時刻を付ける)

log_msg_hostname

メッセージの標準出力時にメッセージの出力要求元のホスト名を付けるかどうか

Y(ホスト名を付ける)

log_msg_pgmid

メッセージの標準出力時にメッセージの出力要求元のプログラムIDを付けるかどうか

Y(プログラムIDを付ける)

log_hsyslog_cmode

syslog出力時に拡張SYSLOGの文字コード変換機能を使用するかどうか

環境変数EETRNIOALOGCMODEで指定する