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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option メッセージ


1.3 メッセージの系統

TP1/EEのメッセージはメッセージIDごとに系統が分かれています。メッセージの系統を次の表に示します。

表1‒6 メッセージの系統

メッセージID

メッセージの系統

KFSB05000〜KFSB06999

ユーザ任意のメッセージ

KFSB30000〜KFSB39999

XDBに関するメッセージ

KFSB40000〜KFSB49999

基本レイヤ(部品)のエラーメッセージ

KFSB50000〜KFSB59999

機能のエラーメッセージ

KFSB60000〜KFSB69999

致命的なエラーメッセージ

KFSB80000〜KFSB89999

正常に動作しているときのメッセージ

KFSB90000〜KFSB99999

コマンド実行時のメッセージ

XDB使用時に出力するKFSB30000〜KFSB32999メッセージは,さらにSQLCODE(SQL実行時にXDBが返却するリターンコード)で分類されています。SQLCODEの詳細については,マニュアル「TP1/EE/Extended Data Cache SQLプログラミング」を参照してください。

メッセージIDとUAPで使用するSQL連絡領域(SQLCA)のSQLCODEの対応を次の表に示します。

表1‒7 メッセージIDとSQLCODEの対応

メッセージID

SQLCODE

KFSB30nnn

−nnn

KFSB31nnn

−1nnn

KFSB32nnn

+nnn

例えば,リターンコード(SQLCODE)が「-204」の場合,メッセージIDはKFSB30204-Eとなります。

また,リターンコード(SQLCODE)が「0」の場合,メッセージIDはKFSB32000-Iとなります。