1.3 メッセージの系統
TP1/EEのメッセージはメッセージIDごとに系統が分かれています。メッセージの系統を次の表に示します。
メッセージID |
メッセージの系統 |
---|---|
KFSB05000〜KFSB06999 |
ユーザ任意のメッセージ |
KFSB30000〜KFSB39999 |
XDBに関するメッセージ |
KFSB40000〜KFSB49999 |
基本レイヤ(部品)のエラーメッセージ |
KFSB50000〜KFSB59999 |
機能のエラーメッセージ |
KFSB60000〜KFSB69999 |
致命的なエラーメッセージ |
KFSB80000〜KFSB89999 |
正常に動作しているときのメッセージ |
KFSB90000〜KFSB99999 |
コマンド実行時のメッセージ |
XDB使用時に出力するKFSB30000〜KFSB32999メッセージは,さらにSQLCODE(SQL実行時にXDBが返却するリターンコード)で分類されています。SQLCODEの詳細については,マニュアル「TP1/EE/Extended Data Cache SQLプログラミング」を参照してください。
メッセージIDとUAPで使用するSQL連絡領域(SQLCA)のSQLCODEの対応を次の表に示します。
メッセージID |
SQLCODE |
---|---|
KFSB30nnn |
−nnn |
KFSB31nnn |
−1nnn |
KFSB32nnn |
+nnn |
例えば,リターンコード(SQLCODE)が「-204」の場合,メッセージIDはKFSB30204-Eとなります。
また,リターンコード(SQLCODE)が「0」の場合,メッセージIDはKFSB32000-Iとなります。