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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option プログラム作成の手引


CBLEETRB('UINFOTM ')

〈このページの構成〉

名称

ユーザ情報のTASKTM出力

形式

PROCEDURE DIVISIONの指定

CALL 'CBLEETRB' USING 一意名1 一意名2

DATA DIVISIONの指定

01 一意名1.
  02 データ名A  PIC X(8) VALUE 'UINFOTM '.
  02 データ名B  PIC X(5).
  02 FILLER     PIC X(3).
  02 データ名C  PIC S9(9) COMP VALUE ZERO.
01 一意名2.
  02 データ名D  PIC X(63).
  02 FILLER     PIC X(1).
  02 データ名E  PIC S9(9) COMP.

機能

指定されたユーザ情報をTASKTMの「ユーザ情報」列に出力します。

UAPで値を設定するデータ領域

●データ名A

ユーザ情報のTASKTM出力を示す要求コードを「VALUE 'UINFOTM△'」と設定します。

●データ名C

0を設定します。

●データ名D

出力するユーザ情報格納領域を設定します。63バイトに満たない場合は後続の領域に,キャラクタ形式の場合は半角スペース,バイナリ形式の場合は0x00を設定してください。TASKTMには63バイト固定で出力します。

●データ名E

指定したユーザ情報の属性を次の値で指定します。

1:バイナリ属性で出力

指定したユーザ情報をTASKTM編集時にバイナリ形式で出力します。

2:キャラクタ属性で出力

指定したユーザ情報をTASKTM編集時にキャラクタ形式で出力します。

TP1/EEから値が返されるデータ領域

●データ名B

ステータスコードが,5けたの数字で返されます。

ステータスコード

リターン値

意味

00000

正常に終了しました。

00001

TP1/EEの環境下にありません。

00004

UOCから発行しているため,この機能は使用できません。

00005

オフラインバッチプロセスから発行しているため,この機能は使用できません。

05401

引数に設定した値が間違っています。

05403

発行条件が不正です。

05407

トラブルシュート機能停止中です。

注意事項

  1. トラブルシュート関連定義のtrb_tasktm_typeに1,2,3を指定した場合に有効です。

    1,2,3以外を指定した場合は出力されません。また,1,2,3以外を指定した場合でも,このAPIはエラーにはなりません。

  2. 同一トランザクション内で複数発行した場合は,最後に要求したユーザ情報が有効となります。

  3. 文字コードのチェックは行いません。