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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option プログラム作成の手引


ee_trb_uinfo_tm

〈このページの構成〉

名称

ユーザ情報のTASKTM出力

形式

ANSI C,C++の形式

#include <eetrb.h>
int ee_trb_uinfo_tm(char *uinfo_pt, EELONG type, EELONG flags)

機能

指定されたユーザ情報をTASKTMの「ユーザ情報」列に出力します。

UAPで値を設定する引数

●uinfo_pt

出力するユーザ情報格納領域アドレスを設定します。ユーザ情報は63バイトで指定してください。63バイトに満たない場合は後続の領域に,キャラクタ形式の場合は半角スペース,バイナリ形式の場合は0x00を設定してください。TASKTMには63バイト固定で出力します。

●type

指定したユーザ情報の属性を次の値で指定します。

EETRB_UINFO_BINARY:バイナリ属性で出力

指定したユーザ情報をTASKTM編集時に16進数形式で出力します。

EETRB_UINFO_CHARACTER:キャラクタ属性で出力

指定したユーザ情報をTASKTM編集時にキャラクタ形式で出力します。

●flags

EENOFLAGSを設定します。

リターン値

リターン値

意味

EE_OK

正常に終了しました。

EECOMER_ENVIRON

TP1/EEの環境下にありません。

EECOMER_CNDUOC

UOCから発行しているため,この機能は使用できません。

EECOMER_CNDBPP

オフラインバッチプロセスから発行しているため,この機能は使用できません。

EETRBER_ARGUMENT

引数に設定した値が間違っています。

EETRBER_CONDITION

発行条件が不正です。

EETRBER_STOP

トラブルシュート機能停止中です。

注意事項

  1. トラブルシュート関連定義のtrb_tasktm_typeに1,2,3を指定した場合に有効です。

    1,2,3以外を指定した場合は出力されません。また,1,2,3以外を指定した場合でも,このAPIはエラーにはなりません。

  2. 同一トランザクション内で複数発行した場合は,最後に要求したユーザ情報が有効となります。

  3. 文字コードのチェックは行いません。