ee_mem_mdpstart【XTC限定】
- 〈このページの構成〉
形式
ANSI C,C++の形式
#include <eemem.h> int ee_mem_mdpstart(EELONG flags)
機能
大量処理用メモリ管理機能を有効にします。
UAPで値を設定する引数
●flags
EENOFLAGSを設定します。
リターン値
リターン値 |
意味 |
---|---|
EE_OK |
正常に終了しました。 |
EECOMER_CNDBPP |
オフラインバッチプロセスから発行しているため,この機能は使用できません。 |
EECOMER_CNDUOC |
UOCから発行しているため,この機能は使用できません。 |
EECOMER_ENVIRON |
TP1/EEの環境下にありません。 |
EEMEMER_ARGUMENT |
引数に設定した値が間違っています。 |
EEMEMER_CONDITION |
関数の呼び出し条件が不正です。 |
ee_mem_mdpstart関数がエラーになる場合
ee_mem_mdpstart関数がエラーリターンする場合について説明します。
プロセス関連定義のxtc_useオペランドにYを指定していない場合
ee_mem_mdpstart関数はEEMEMER_CONDITIONのリターン値でエラーリターンします。
メモリ関連定義のmemory_mdpsys_area_sizeオペランドまたはmemory_mdpusr_area_sizeオペランドのどちらも指定していない場合
ee_mem_mdpstart関数はEEMEMER_CONDITIONのリターン値でエラーリターンします。
注意事項
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UAP終了後のトランザクションが終了するまで,大量処理用メモリ管理機能は継続します。
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大量処理用メモリ管理機能を使うUAP内で,大量処理用ユーザ領域ではなくユーザワーク領域からFREE属性のセグメントを取得したい場合,この関数の前にee_mem_getwkseg関数を発行する必要があります。