ee_dbq_conctl
形式
ANSI C,C++の形式
#include <eedbq.h> int ee_dbq_conctl(EEULONG conctl_flg, char *dbque_name, char *service_name, EELONG flags)
機能
DBキューとDBキューサービスとを接続,および接続解除します。
UAPで値を設定する引数
●conctl_flg
次のフラグを設定します。
- EEDBQ_CONCTL_CONNECT
-
DBキューとDBキューサービスとを接続します。
- EEDBQ_CONCTL_RELEASE
-
DBキューとDBキューサービスとの接続を解除します。
●dbque_name
DBキュー名を27バイト以内のアスキー文字列で設定します。文字列の末尾にはNULL文字を付けてください。このNULL文字は文字列の長さに数えません。
●service_name
DBキューサービス名を31バイト以内のアスキー文字列で設定します。文字列の末尾にはNULL文字を付けてください。このNULL文字は文字列の長さに数えません。
●flags
EENOFLAGSを設定します。
リターン値
リターン値 |
意味 |
---|---|
EE_OK |
正常に終了しました。 |
EECOMER_CNDBPP |
オフラインバッチプロセスから発行しているため,この機能は使用できません。 |
EECOMER_CNDUOC |
UOCから発行しているため,この機能は使用できません。 |
EECOMER_ENVIRON |
TP1/EEの環境下にありません。 |
EEDBQER_ARGUMENT |
引数に設定した値が間違っています。 |
EEDBQER_CONDITION |
関数の呼び出し条件が不正です。 |
EEDBQER_CONNECT_LIMIT |
該当するDBキューサービスで使用する最大DBキュー数を超えるため接続できません。 |
EEDBQER_GROUP |
要求のあったDBキューサービスの属するDBキューサービスグループとDBキューの属するDBキューグループはDBキュー機能関連定義で関連づけられていません。 |
EEDBQER_NO_DBQUE |
引数に設定したDBキュー名は存在しません。 |
EEDBQER_NO_LIBRARY |
DBキュー機能のライブラリがリンケージされていません。 |
EEDBQER_NO_OPTION |
DBキュー機能は使用できません。 |
EEDBQER_NO_SERVICE |
引数に設定したDBキューサービス名は存在しません。 |
EEDBQER_NOT_CONNECT |
要求のあったDBキューとDBキューサービスは接続されていません。 |
EEDBQER_NOT_UAPQUE |
AP間通信機能を使用するDBキューではありません。 |
EEDBQER_OTHER_CONNECT |
すでに,別DBキューサービスと接続済みのため接続できません。 |
EEDBQER_QUE_TYPE |
設定されたDBキューのタイプは機能対象外です。
|
EEDBQER_SERVICE_STOP |
DBキューサービスが永久閉塞中(エントリポイントなし)です。 |
EEDBQER_STOP |
DBキューが使用できない状態です。 |
EEDBQER_TIMING |
このAPI関数を呼び出せる状態ではありません。
|
EEDBQER_UNRESOLVABLE |
そのほかのエラーが発生しました。 |
注意事項
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DBキュー機能関連定義のdbqgrpdef定義コマンドに-cオプションを指定していない相手システムの読み出しDBキューとの接続,および接続解除はできません。
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該当するDBキューの読み出し処理中に接続解除と接続とを続けて実行できません。
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最初のAP起動時には,定義によって任意のDBキューサービスに接続されているか,またはどのDBキューサービスにも接続されていない場合があります。DBキューをほかのDBキューサービスに接続変更する場合は,現在接続されているDBキューサービスを指定して接続を解除してから,変更先のDBキューサービスを指定して接続してください。
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次の場合,ee_dbq_conctl関数はリターン値EE_OKでリターンします。
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接続されているDBキューとDBキューサービスに対して接続を要求した場合
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接続されていないDBキューとDBキューサービスに対して接続解除を要求した場合
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