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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option プログラム作成の手引


2.10.1 排他の対象となる資源

排他の対象になるのは,オペレーティングシステム内で固有の名称を定義してある,ファイルなどの資源です。資源の名称は,TP1/EEプロセス内で一意となる固有の名称を付けてください。排他制御する資源の名称が正しいかどうかはTP1/EEでは判断できません。UAPで指定する資源名称は論理的に正しい名称を指定してください。排他指定の有効範囲は,一つのTP1/EEプロセス内で,かつ同じノード内に限ります。ほかのTP1/EEプロセス上のUAPとの排他制御はできません。また,排他状態はリラン時に引き継がれません。