付録E.5　変更内容（3000-3-F51-30）

次の製品の変更内容（3000-3-F51-30）を表に示します。

• uCosminexus TP1/Server Base Enterprise Option　07-84

• uCosminexus TP1/Server Base Enterprise Option(64)　07-84

  追加・変更内容
  メッセージログを標準出力に出力できるようにした。これに伴い，次のオペランドを追加した。 メッセージログ関連定義 log_usermsg_console
  回線トレース情報をCSVファイル形式で出力する際，ファイルを分割できるようにした。 これに伴い，次のコマンドを変更した。 eetrblinedump eetrblineed eetrbtaskdump eetrbtasked
  各バージョンの変更内容を追加した。

• uCosminexus TP1/Server Base Enterprise Option　07-83

• uCosminexus TP1/Server Base Enterprise Option(64)　07-83

  追加・変更内容
  回線トレースファイルのサイズおよびファイル数の見積もりに必要な情報に次の値を追加した。 u（ee_trb_utrace_put関数×（ee_trb_utrace_put関数で取得するトレースデータのデータ長＋28）バイト）
  トラブルシュート関連定義のtrb_dump_area_kindオペランドの指定値が9，13の場合の，メモリダンプファイルサイズを変更した。 これに伴い，次のオペランドを変更した。 トラブルシュート関連定義 trb_dump_area_kind
  TP1/EEのトランザクション関連定義のtrnstring定義コマンドの-rオプションの説明に，Oracle RAC機能をOracle 10g R2以降で使用する場合の注意事項を追加した。
  複数のユーザサーバで構成されるグローバルトランザクションの性能を向上させるための最適化項目を指定する場合の条件を変更した。

• uCosminexus TP1/Server Base Enterprise Option　07-82

• uCosminexus TP1/Server Base Enterprise Option(64)　07-82

  追加・変更内容
  CosminexusのTP1インバウンド連携機能を使用できるようにした。 これに伴い，次のオペランドを追加した。 RPC関連定義 rpc_connect_conflict_timer また，次のコマンドを変更した。 サービスグループ情報関連定義 eesvgdef
  max_open_fds設定値を設定する場合の注意を変更した。
  OSがLinuxの場合に，障害検知時のバックトレースメッセージ出力有無を指定できるようにした。 これに伴い，次のオペランドを追加した。 プロセス関連定義 thd_backtrace_msg
  OSがLinuxの場合に，CPU時間情報メッセージ出力有無を指定できるようにした。 これに伴い，次のオペランドを追加した。 プロセス関連定義 thd_cpuinfo_msg
  mysvgdefコマンドで指定する最大ソケット数の値を変更した。
  RPC応答メッセージ受信用に，OSが自動的に割り当てるポート番号を使用すると，通信障害（電文の吸い込み）の発生頻度を軽減できる場合があることを追記した。

• uCosminexus TP1/Server Base Enterprise Option　07-81

• uCosminexus TP1/Server Base Enterprise Option(64)　07-81

  追加・変更内容
  システム構築時に使用するコネクション数を制限できる一時クローズ機能を追加した。 これに伴い，次のオペランドを追加した。 RPC関連定義 rpc_recivingconnect_stopmsg_dbq rpc_conn_recv_check_use rpc_conn_recv_check_interval rpc_reply_sockctl_use rpc_reply_sockctl_highwater rpc_recv_sockctl_use rpc_recv_sockctl_highwater 次のコマンドを追加した。 eerpcstat 次のコマンドを変更した。 eerpclscn eerpcsockcls eesvstart
  TP1/FSPのデータ連携支援がDBキューに書き込んだメッセージを読み出せるようにした。 これに伴い，次のオペランドを変更した。 RPC関連定義 rpc_tcpsend_con_max_cnt rpc_tcpsend_con_cnt rpc_tcpsend_proc_max_cnt また，次のコマンドを変更した。 eedbqtblh
  OSがLinuxの場合に，TP1/EEがオープンできるファイルディスクリプタの上限値を拡張できるようにした。 これに伴い，次のオペランドを変更した。 プロセス関連定義 max_descriptors fil_filesystem_no RPC関連定義 socket_no rpc_reply_con_max_cnt rpc_reply_con_cnt rpc_reply_proc_max_cnt rap_max_client rpc_tcpsend_con_max_cnt rpc_tcpsend_con_cnt rpc_tcpsend_proc_max_cnt また，次のオペランドを追加した。 プロセス関連定義 descriptors_expanse_use
  運用コマンド実行時の情報（開始と任意情報と終了）をコマンドログファイルに出力する，コマンドログ取得機能を追加した。
  統計情報としてUAP履歴情報メモリ通番統計情報およびOBM統計情報を使用できるようにした。 これに伴い，見積もりに必要な情報を変更した。 また，次のコマンドを変更した。 eetrbstced eetrbstcese eetrbstcse また，次のオペランドを追加した。 トラブルシュート関連定義 trb_stc_obm_interval_time
  系切り替え機能使用時の運用について注意事項を追加した。
  ワークセグメント解放漏れメッセージの出力を抑止するセグメント属性を指定できるようにした。 これに伴い，次のオペランドを追加した。 メモリ関連定義 memory_leak_message_ignore_attr
  ユーザサービス定義のmoduleオペランド，module_dirオペランド，static_module_dirオペランドで定義したUAP共用ライブラリにあるシンボルを，ほかのUAP共用ライブラリで利用可能にするかどうかを指定できるようにした。 これに伴い，次のオペランドを追加した。 ユーザサービス関連定義 module_open_flag
  サービス閉塞時に処理キューを引き出し禁止にするかどうかを指定できるようにした。 これに伴い，次のコマンドを変更した。 ユーザサービス関連定義 service_attr
  システムワーク領域またはユーザワーク領域で指定できる領域サイズが不足した場合は，供用領域を使用できるようにした。 これに伴い，次のオペランドを変更した。 メモリ関連定義 system_work_size user_work_size max_mem_size
  TP1/FSP（全銀RC）で自動生成するサービスは対象にならないことを明記した。
  ソケット種別がCLT_RPの場合の注意事項を追加した。
  切断対象のコネクションがコマンド受け付け時点で送信中の場合に，送信処理を中断してコネクションを切断できるようにした。 これに伴い，次のコマンドを変更した。 eerpcsockcls

ページの先頭へ