付録D.4 TP1/FSP
出力されるTP1/FSPのファイルの一覧を次の表に示します。各ファイルの詳細な説明については，表D-8を参照してください。また，TP1/FSPについては，TP1/FSPの関連ドキュメントを参照してください。
|
項番 |
名称 |
ファイル名または ディレクトリ名 |
バージョン |
タイプ |
ファイル形式 |
取得 タイミング |
削除可否 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
1 |
TP1/Client/Wトレースファイル |
環境変数DCTRCPATHに設定したパス（省略時は$DCDIR/spool/dceeinf）※ |
07-80 |
C，E，H※ |
バイナリまたはテキスト※ |
OBM実行時（eeobmstartコマンド） |
△ |
|
2 |
OBM実行結果ファイル |
$DCDIR/spool/dceeinf/obm/XXX_OOO_NNN （XXX：サービスグループ名，OOO：OBM名，NNN：001〜の通番） |
07-80 |
C，H |
テキスト |
OBM実行時（eeobmstartコマンド） |
○ |
|
3 |
ジョブ排他ファイル |
$EEBPPDIR/job/JJJ/.jobact_lock （JJJ：ジョブ名） |
07-80 |
J |
なし |
eebpprunコマンド実行時 |
× |
|
4 |
定義ファイル |
$EEBPPDIR/job/JJJ/conf/deffile （JJJ：ジョブ名） |
07-80 |
L |
テキスト |
eebpprunコマンド実行時 |
△ |
|
5 |
定義ファイル （正常終了時） |
$EEBPPDIR/job/JJJ/conf/deffile_save （JJJ：ジョブ名） |
07-80 |
L |
テキスト |
eebpprunコマンド正常終了時 |
△ |
|
6 |
メッセージログファイル （オフラインバッチ） |
$EEBPPDIR/job/JJJ/spool/dceeinf/log/JJJlogNNN （JJJ：ジョブ名，NNN：001〜010の通番） |
07-80 |
C，F，H |
テキスト |
eebpprunコマンド実行時 |
× |
|
7 |
統計情報ファイル （オフラインバッチ） |
$EEBPPDIR/job/JJJ/spool/dceeinf/stc/JJJstcNNN （JJJ：ジョブ名，NNN：001〜の通番） |
07-80 |
C，F，H |
バイナリ |
|
△ |
|
8 |
TASKTMファイル |
$EEBPPDIR/job/JJJ/spool/dceeinf/tasktm/JJJtasktmNNN （JJJ：ジョブ名，NNN：001〜の通番） |
07-80 |
C，F，H |
バイナリ |
|
△ |
|
9 |
回線トレースファイル |
$EEBPPDIR/job/JJJ/spool/dceeinf/trc/JJJtrcNNN （JJJ：ジョブ名，NNN：001〜の通番） |
07-80 |
C，F，H |
バイナリ |
|
△ |
|
10 |
UAPトレースファイル |
$EEBPPDIR/job/JJJ/spool/dceeinf/uat/JJJuatNNN （JJJ：ジョブ名，NNN：001〜の通番） |
07-80 |
C，F，H |
バイナリ |
|
△ |
|
11 |
実行時環境変数退避ファイル |
$EEBPPDIR/job/JJJ/spool/JJJ_env （JJJ：ジョブ名） |
07-80 |
L |
テキスト |
eebpprunコマンド実行時 |
△ |
|
12 |
プロセス情報ファイル |
$EEBPPDIR/job/JJJ/spool/JJJ_jobinfo （JJJ：ジョブ名） |
07-80 |
L |
テキスト |
eebpprunコマンド実行時 |
△ |
|
13 |
ジョブ実行環境構築ファイル |
$EEBPPDIR/job/JJJ/spool/JJJ_setup （JJJ：ジョブ名） |
07-80 |
J |
なし |
eebpprunコマンド実行時 |
× |
|
14 |
環境稼働中チェックファイル |
$EEBPPDIR/lock/.bppact_lock |
07-80 |
J |
なし |
eebppsetupコマンド実行時 |
× |
|
15 |
ユーザメモリダンプファイル |
$EEUSERDUMPDIR/userdump_XXXXXXXX （XXXXXXXX：中央処理通番） |
07-80 |
A |
バイナリ |
ee_mem_userdump関数【CBLEEMEM('USERDUMP')】で次の場合
|
○ |
|
16 |
環境操作排他ファイル |
/tmp/.eebpp/.eebppsetup_lock |
07-80 |
J |
なし |
eebppsetupコマンド実行時 |
□（eebppsetup） |
|
17 |
eebpprasgetワークファイル |
ZZZ/EEBPPRAS.TMP （ZZZ：eebpprasgetコマンドの引数にした取得先ファイル名からファイル名を除いたディレクトリ） |
07-80 |
J |
バイナリ |
eebpprasgetコマンド実行時 |
□（eebpprasget） |
|
18 |
メッセージログファイル （データ連携支援） |
（データ連携支援の制御情報ファイルのLOGDIRオペランドの指定値）/XXXlogrksNNN （XXX：データ連携支援ID，NNN：001〜の通番） |
07-80 |
C，F，H |
テキスト |
データ連携支援を動作させたとき |
× |
|
19 |
統計情報ファイル （データ連携支援） |
（データ連携支援の制御情報ファイルのSTACDIRオペランドの指定値）/（統計情報ファイル名） （統計情報ファイル名（テキスト形式）：XXXstacNNN，統計情報ファイル名（CSV形式）：XXXstacNNN.csv，XXX：データ連携支援ID，NNN：001〜の通番） |
07-80 |
C，F |
テキスト |
データ連携支援の制御情報ファイルのSTACオペランドを指定し，データ連携支援を動作させたとき |
○ |
|
20 |
メッセージログファイル （データ抽出ユティリティ） |
環境変数EETRNIOALOGDIRを指定する場合： （環境変数EETRNIOALOGDIRの指定値）/EETRNIOAlogioaNNN （NNN：001〜003） 環境変数EETRNIOALOGDIRを指定しない場合： （データ抽出ユティリティを使用したUAPを実行したカレントパス）/EETRNIOAlogioaNNN （NNN：001〜003） |
07-80 |
C，F，H |
テキスト |
データ抽出ユティリティを使用したUAPを動作させたとき |
× |
- （凡例）
-
A：単調増加（削除機能がないタイプ）
C：ラウンドロビン（バックアップ取得機能がないタイプ）
E：ラウンドロビン（一定量に達した直後の出力で，新しいファイルに切り替わるタイプ）
F：ラウンドロビン（一定量に達する直前の出力で，新しいファイルに切り替わるタイプ）
H：ラウンドロビン（切り替わった先のファイルのデータを，削除してから先頭から書き込むタイプ）
J：制御ファイル，一時ファイル
L：コマンド実行などで1回ごとに出力し，最大容量が決まっているファイル
○：ユーザ判断で削除できます。
△：削除してはいけません。ただし，障害調査が不要であれば，ユーザ判断で削除できます。
□：コマンド終了時に削除します。（ ）内は該当するコマンド名です。
×：削除してはいけません。
- 注※
-
詳細については，マニュアル「OpenTP1 クライアント使用の手引 TP1/Client/W，TP1/Client/P編」を参照してください。
出力されるTP1/FSPのファイルの説明を次の表に示します。
|
項番 |
名称 |
サイズ |
最大ファイル数 |
説明 |
|---|---|---|---|---|
|
1 |
TP1/Client/Wトレースファイル |
マニュアル「OpenTP1 クライアント使用の手引 TP1/Client/W，TP1/Client/P編」参照 |
マニュアル「OpenTP1 クライアント使用の手引 TP1/Client/W，TP1/Client/P編」参照 |
オンラインバッチ関連のファイルです。必要に応じてバックアップを取得してください。 |
|
2 |
OBM実行結果ファイル |
700+ロット数（OBM名に対応するOBM構成定義ファイルのlotdef定義コマンドの定義数）×100バイト |
obmdef定義コマンドの数×obmstart定義コマンドの-fオプションのfile_noオペランドの指定値 |
オンラインバッチ関連のファイルです。必要に応じてバックアップを取得してください。 |
|
3 |
ジョブ排他ファイル |
0バイト |
1ファイル |
オフラインバッチ関連のファイルです。バックアップは不要です。 |
|
4 |
定義ファイル |
使用する定義ファイルに依存 |
1ファイル |
オフラインバッチ関連のファイルです。必要に応じてバックアップを取得してください。 |
|
5 |
定義ファイル （正常終了時） |
使用する定義ファイルに依存 |
1ファイル |
オフラインバッチ関連のファイルです。必要に応じてバックアップを取得してください。 |
|
6 |
メッセージログファイル （オフラインバッチ） |
log_file_sizeオペランドの指定値 |
10ファイル |
オフラインバッチ関連のファイルです。必要に応じてバックアップを取得してください。 eebpprunコマンド終了後は，障害調査やJP1で監視が不要なケースであれば，ユーザ判断で削除できます。 |
|
7 |
統計情報ファイル （オフラインバッチ） |
trb_stc_file_sizeオペランドの指定値 |
trb_stc_file_noオペランドの指定値 |
オフラインバッチ関連のファイルです。必要に応じてバックアップを取得してください。 |
|
8 |
TASKTMファイル |
trb_tasktm_file_sizeオペランドの指定値 |
trb_tasktm_file_noオペランドの指定値 |
オフラインバッチ関連のファイルです。必要に応じてバックアップを取得してください。 |
|
9 |
回線トレースファイル |
trb_trace_file_sizeオペランドの指定値 |
trb_trace_file_noオペランドの指定値 |
オフラインバッチ関連のファイルです。必要に応じてバックアップを取得してください。 |
|
10 |
UAPトレースファイル |
trb_uap_trace_buffer_sizeオペランドの指定値 |
trb_uap_trace_file_noオペランドの指定値 |
オフラインバッチ関連のファイルです。必要に応じてバックアップを取得してください。 |
|
11 |
実行時環境変数退避ファイル |
環境変数設定内容に依存 |
1ファイル |
オフラインバッチ関連のファイルです。必要に応じてバックアップを取得してください。 |
|
12 |
プロセス情報ファイル |
収集する情報に依存 |
1ファイル |
オフラインバッチ関連のファイルです。必要に応じてバックアップを取得してください。 |
|
13 |
ジョブ実行環境構築ファイル |
0バイト |
1ファイル |
オフラインバッチ関連のファイルです。バックアップは不要です。 |
|
14 |
環境稼働中チェックファイル |
0バイト |
1ファイル |
オフラインバッチ関連のファイルです。バックアップは不要です。 |
|
15 |
ユーザメモリダンプファイル |
API関数の引数の指定値 |
API関数発行トランザクション数 |
ユーザメモリダンプ関連のファイルです。必要に応じてバックアップを取得してください。 |
|
16 |
環境操作排他ファイル |
0バイト |
1ファイル |
オフラインバッチ関連のファイルです。バックアップは不要です。 |
|
17 |
eebpprasgetワークファイル |
収集する情報に依存 |
収集する情報に依存 |
オフラインバッチ関連のファイルです。バックアップは不要です。 |
|
18 |
メッセージログファイル （データ連携支援） |
データ連携支援の制御情報ファイルのLOGSIZEオペランドの指定値 |
データ連携支援の制御情報ファイルのLOGMAXオペランドの指定値 |
データ連携支援関連のファイルです。必要に応じてバックアップを取得してください。 データ連携支援終了後は，障害調査やJP1で監視が不要なケースであれば，ユーザ判断で削除できます。 |
|
19 |
統計情報ファイル （データ連携支援） |
データ連携支援の制御情報ファイルのSTACSIZEオペランドの指定値 |
データ連携支援の制御情報ファイルのSTACNOオペランドの指定値 |
データ連携支援関連のファイルです。必要に応じてバックアップを取得してください。 STACTYPEオペランドにCSVを指定した場合はCSV形式だけを出力し，それ以外の場合はテキスト形式だけを出力します。 |
|
20 |
メッセージログファイル （データ抽出ユティリティ） |
1024キロバイト |
3ファイル |
データ抽出ユティリティ関連のファイルです。必要に応じてバックアップを取得してください。 データ抽出ユティリティ終了後は，障害調査やJP1で監視が不要なケースであれば，ユーザ判断で削除できます。 |