付録D.2 XTC
出力されるXTCのファイルの一覧を次の表に示します。各ファイルの詳細な説明については,表D-4を参照してください。
|
項番 |
名称 |
ファイル名または ディレクトリ名 |
バージョン |
タイプ |
ファイル形式 |
取得 タイミング |
削除可否 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
1 |
HAモニタ情報ファイル |
$DCDIR/spool/dceeinf/.XXX_moninfo (XXX:サービスグループ名) |
07-50 |
J |
バイナリ |
eesvstartコマンド実行時 |
× |
|
2 |
キューダンプファイル |
$DCDIR/spool/dceeinf/quedump/XXX/quedump (XXX:サービスグループ名) |
07-50 |
A |
バイナリ |
|
△ |
|
3 |
XDBトレース情報ファイル |
$DCDIR/spool/dceeinf/xdb/XXXxdbNNN (XXX:サービスグループ名,NNN:001〜の通番) |
07-50 |
C,F,H |
バイナリ |
|
△ |
- (凡例)
-
A:単調増加(削除機能がないタイプ)
C:ラウンドロビン(バックアップ取得機能がないタイプ)
F:ラウンドロビン(一定量に達する直前の出力で,新しいファイルに切り替わるタイプ)
H:ラウンドロビン(切り替わった先のファイルのデータを,削除してから先頭から書き込むタイプ)
J:制御ファイル,一時ファイル
△:削除してはいけません。ただし,障害調査が不要であれば,ユーザ判断で削除できます。
×:削除してはいけません。
出力されるXTCのファイルの説明を次の表に示します。
|
項番 |
名称 |
サイズ |
最大ファイル数 |
説明 |
|---|---|---|---|---|
|
1 |
HAモニタ情報ファイル |
32バイト |
1ファイル |
システム制御関連のファイルです。バックアップは不要です。 |
|
2 |
キューダンプファイル |
マニュアル「TP1/EE/Extended Transaction Controller 使用の手引」のキューダンプファイルの容量見積もりの説明を参照してください。 |
単調増加 |
トラブルシュート関連のファイルです。必要に応じてバックアップを取得してください。 |
|
3 |
XDBトレース情報ファイル |
xdb_trace_file_sizeオペランドの指定値 |
xdb_trace_file_numberオペランドの指定値 |
トラブルシュート関連のファイルです。必要に応じてバックアップを取得してください。 |