eestsopen
形式
eestsopen -g サービスグループ名 {-n 論理ファイル名|-f 物理ファイル名}
機能
eestsinitコマンドで初期設定したステータスファイル,またはeestscloseコマンドでクローズしたステータスファイルをオープンします。
ただし,eestsopenコマンドでオープンできるステータスファイルは,ステータスファイル関連定義で指定した制御用ステータスファイルだけです。TP1/EEがオンライン中のときにオープンできます。
現用のステータスファイルが片系運転の場合,同じ論理ファイルの閉塞状態の物理ファイルをeestsrmコマンドで削除し,eestsinitコマンドで再作成後,eestsopenコマンドを実行すると,現用のステータスファイルとして回復できます。
オプション
●-g サービスグループ名 〜〈1〜31文字の識別子〉
TP1/EEプロセスのサービスグループ名を指定します。
●-n 論理ファイル名 〜〈1〜8文字の識別子〉
オープンする論理ファイルの名称を指定します。指定した論理ファイルを構成するA系ファイルとB系ファイルを両方同時にオープンします。
次の場合に指定できます。
-
A系ファイル,B系ファイルのどちらかが,CLOSE,NONE,またはBLOCKADE状態の場合
-
A系ファイル,B系ファイルの両方が,CLOSE,NONE,またはBLOCKADE状態の場合
論理ファイル名を指定すると,物理ファイルのパス名を意識する必要はありません。
●-f 物理ファイル名 〜〈パス名〉
オープンする物理ファイルの名称をパス名で指定します。
ステータスファイルに障害が発生し,閉塞状態になったステータスファイルを再作成したあと,およびeestsinitコマンドで初期設定した物理ファイルをオープンするときに指定します。
なお,「eestsopen -f A系物理ファイル名」,「eestsopen -f B系物理ファイル名」と2回eestsopenコマンドを実行するのは,「eestsopen -n 論理ファイル名」と実行するのと同じことです。
出力メッセージ
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メッセージID |
内容 |
出力先 |
|---|---|---|
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KFSB91001-E |
コマンドの形式が不正です。 |
標準エラー出力 |
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KFSB91002-E |
フラグ引数が不正です。 |
標準エラー出力 |
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KFSB91003-E |
フラグ引数の組み合わせが不正です。 |
標準エラー出力 |
|
KFSB91004-E |
コマンドが失敗しました。 |
標準エラー出力 |
|
KFSB91005-E |
領域の確保に失敗しました。 |
標準エラー出力 |
|
KFSB91006-E |
内部矛盾が発生しました。 |
標準エラー出力 |
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KFSB91056-I |
ヘルプメッセージ |
標準出力 |