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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option 使用の手引


3.9.3 メモリの使用状況の確認

COBOL用メモリ管理機能(COBOL用ワーク領域)のメモリの使用状況は,コマンド,システム統計情報,またはメッセージログで確認できます。

コマンドでの確認

メモリ使用状況を表示するeememlsコマンドを使用して,プロセス単位のメモリ使用状況を確認できます。

システム統計情報での確認

プロセス単位の稼働統計情報を確認できます。システム統計情報の確認については,「6.3.4 統計情報ファイルの運用」,および「付録B.1 システム統計情報」を参照してください。

メッセージログでの確認
  • プロセス単位のメモリ使用状況

    オンライン終了時のメッセージログ(KFSB45105-W)で確認できます。なお,このメッセージログを出力するためには,メモリ関連定義のmemory_alert_rateオペランドの設定が必要です。

  • 処理スレッド単位のメモリ使用状況

    処理スレッド単位のプールを最も多く確保した処理スレッドのメモリ使用状況を,オンライン終了時のメッセージログ(KFSB85102-I)で確認できます。なお,このメッセージログを出力するためには,TP1/Server Baseのユーザサービス定義で環境変数EEPARM1の設定が必要です。