5.7.2 Multiple jobクライアントのmj.conf設定ファイル
Multiple jobクライアントのmj.conf設定ファイルのパラメータを次の表に示します。
パラメータ名 |
内容 |
パラメータ指定 |
---|---|---|
メッセージログの出力先パス名を指定します。 |
任意 |
|
メッセージログをバックアップする面数を指定します。 |
任意 |
|
メッセージログファイルのサイズを指定します。 |
任意 |
|
ジョブを強制終了したあとにジョブの終了を監視する時間を指定します。 |
任意 |
|
ジョブ情報ファイルを格納するHDFS上のディレクトリパス名を定義します。 |
任意 |
- 〈この項の構成〉
(1) LOG_DIRパラメータ(メッセージログディレクトリのパス名定義)
- 形式
-
[LOG_DIR パス名]
- 機能
-
メッセージログを出力するディレクトリのパス名を指定します。
- オペランド
-
- パス名〜<パス名>((1〜180byte))
-
デフォルト値:/opt/hitachi/ugpsm/mjlog
メッセージログを出力するディレクトリのパス名を指定します。
(2) LOG_FILE_CNTパラメータ(メッセージログをパックアップする面数定義)
- 形式
-
[LOG_FILE_CNT 面数]
- 機能
-
メッセージログをバックアップする面数を指定します。
- オペランド
-
- 面数〜<符号なし整数>((1〜64))《4》
-
メッセージログをバックアップする面数を指定します。
(3) LOG_FILE_SIZEパラメータ(メッセージログを出力するファイルサイズ定義)
- 形式
-
[LOG_FILE_SIZE ファイルサイズ]
- 機能
-
メッセージログを出力するファイルサイズを指定します。
- オペランド
-
- ファイルサイズ〜<符号なし整数>((1〜16))《2》(単位:MB)
-
メッセージログを出力するファイルサイズをMB単位で指定します。
(4) CANCEL_WAIT_TIMEパラメータ(強制終了の監視時間の定義)
- 形式
-
[CANCEL_WAIT_TIME 時間]
- 機能
-
JP1/AJS3 - Viewおよびシグナル送信によるMultiple jobの強制終了,またはHadoopジョブ例外検知によるHadoopジョブの強制終了後に,Hadoopジョブの終了を監視する時間を指定します。
- オペランド
-
- 時間〜<符号なし整数>((1〜65535))《60》(単位:秒)
-
Hadoopジョブを強制終了したあとに監視する時間を秒単位で指定します。
強制終了後,指定した時間以内にHadoopジョブが終了しない場合は,Multiple jobクライアントを直ちに終了します。
(5) JOBINFO_DIRパラメータ(ジョブ情報ファイルを格納するHDFS上のディレクトリパス名定義)
- 形式
-
[JOBINFO_DIR パス名]
- 機能
-
ジョブ情報ファイルを格納するHDFS上のディレクトリパス名を定義します。次の機能を使用する場合に指定します。
-
ジョブ情報ファイルの表示
-
Hadoop管理コンソール画面の表示
指定を省略した場合は,HDFS上にジョブ情報ファイルが生成されません。
-
- オペランド
-
- パス名〜<パス名>((1〜180byte))
-
ジョブ情報ファイルを格納するHDFS上のディレクトリのパス名を指定します。HDFSの障害などでジョブ情報ファイルが削除されない場合があるため,定期的に不要なジョブ情報ファイルを削除してください。