Hitachi

uCosminexus Grid Processing Server 使用の手引


4.10.4 UGPSM_MAXCNTSUBJOB環境変数

〈この項の構成〉

(1) 形式

putenv UGPSM_MAXCNTSUBJOB 一括処理数

(2) 機能

分割したサブジョブを一括処理する場合の,最大数を指定します。

(3) オペランド

一括処理数〜<符号なし整数>((1〜128))《ジョブの実行規模が小規模,中規模,大規模の場合:4,特大規模の場合(AIXの場合だけ):8》

分割したサブジョブを一括して処理する場合に,サブジョブの実行依頼時にまとめて通信する最大値を指定します。目標多重度以上の値を指定してください。ネットワーク負荷が高い場合のチューニングに利用します。範囲外の値を指定した場合,4が仮定されて動作します。

最適ノード選択機能を適用した場合,サブジョブの実行依頼時にまとめて通信する数を次に示します。

  • 一括処理数 ≦ (ノード内総同時実行サブジョブ数 - 実行中のサブジョブ数)のとき

    サブジョブの実行依頼時にまとめて通信する数 = 一括処理数

  • 一括処理数 > (ノード内総同時実行サブジョブ数 - 実行中のサブジョブ数)のとき

    サブジョブの実行依頼時にまとめて通信する数 = ノード内総同時実行サブジョブ数 - 実行中のサブジョブ数

スケジュールの平準化を適用した場合,このパラメータでの指定に関係なく,1が仮定されます。