Hitachi

uCosminexus Grid Processing Server 使用の手引


2.7.5 Hadoopジョブの強制終了

JP1/AJS3 - Viewからカスタムジョブが強制終了されると,Multiple jobクライアントはジョブ情報ファイルから入手したHadoopジョブIDを指定してhadoop job -killコマンドを実行し,Hadoopジョブを強制終了します。再度,強制終了した場合,またはまだほかにも複数のHadoopジョブがある場合は,hadoop job -killコマンドを再実行して複数のHadoopジョブを強制終了します。そのあと,Hadoopジョブクライアントを強制終了し,Multiple jobクライアントを即時終了します。

Multiple jobクライアントがJP1/AJS3 - Viewから強制終了されたときの処理の流れを次の図に示します。

図2‒59 Multiple jobクライアントがJP1/AJS3 - Viewから強制終了されたときの処理の流れ

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) JP1/AJS3 - Viewから強制終了した場合のシグナルインタ−フェース

JP1/AJS3 - Viewからカスタムジョブが強制終了されると,JP1/AJS3 - AgentはMultiple jobクライアントにSIGTERMシグナルを送信します。

(2) コマンドから強制終了した場合のシグナルインタ−フェース

SIGTERMまたはSIGINTシグナルが発生し,Multiple jobクライアントが受信することで強制終了処理が実行されます。

(3) 注意事項

強制終了によってMultiple jobクライアントを終了し,KAKJ0602-Iメッセージが表示された場合,ジョブ情報ファイルは削除されないことがあります。その場合は,hadoop dfs -rmコマンドなどを使ってジョブ情報ファイルを削除してください。