付録C.5 定義ファイルの設定と指定例
- 〈この項の構成〉
(1) 定義ファイルの設定
bjexcollect.confでbjexcollectの動作を定義する。bjexcollect.confは,キーワードと値をスペースで区切って記述する。行の最初に#を付けるとコメント行になる。ファイル名はすべて絶対パスで指定する。定義ファイルのキーワードと指定の関係を次の表に示す。キーワードは,大文字小文字を区別しない。
キーワード |
指定する値 |
指定 |
複数指定 |
ワイルドカード |
---|---|---|---|---|
SPOOL_DIR |
bjex.confのSPOOL_DIRと同じスプールディレクトリ名称を指定する。 |
必須 |
× |
× |
LOG_DIR |
bjex.confのLOG_DIRと同じディレクトリ名称を指定する。 |
|||
TRACE_DIR |
bjex.confのTRACE_DIRと同じディレクトリ名称を指定する。 |
|||
LOGICAL_HOST |
バッチジョブ実行システムが論理ホストで稼働している場合,論理ホスト名を指定する。 |
任意 |
||
CORE |
その他任意で採取するcoreファイル名を指定する。 |
任意 |
○ |
○ |
FILES |
その他任意で採取するファイル名を指定する。 |
- (凡例)
-
○:指定できる。
×:指定できない。
(2) 定義ファイルの指定例
定義ファイルの指定例を次に示す。
-
一時的に使用するファイル
10MB
-
収集した情報を出力するtarファイル
SPOOL_DIR下のcoreファイルのすべての容量 + 実行ログ,トレースログの容量 + 一時的に使用するファイルの容量 + CORE,FILESで指定したファイルの容量