HitachiBatchJobExec要素(ジョブ定義XMLファイルの宣言)
形式
[os="os種別"] [version="メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号"]
機能
ジョブ定義XMLファイルのルート要素であり,このファイルがジョブ定義XMLファイルであることを示す。また,ジョブ定義XMLファイルのバージョンや動作環境を定義する。
属性
ジョブ定義XMLファイルに指定したジョブを実行するOS種別を指定する。
指定は任意である。また,指定した内容のチェックを行わない。
- 例
-
-
unix
ジョブ定義XMLファイルをUNIXシステムで実行することを指定する。
-
windows
ジョブ定義XMLファイルをWindowsシステムで実行することを指定する。
-
- version="メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号" 〜<任意文字列>((3〜4文字))
-
ジョブ定義XMLファイルのDTDのメジャーバージョン番号とマイナーバージョン番号を指定する。
指定は任意である。また,指定した内容のチェックを行わない。
- 例
-
-
1.4
ジョブ定義XMLファイルのDTDのバージョン番号が1.4であることを指定する。
バッチジョブ実行システムのバージョンとversion属性に指定する値の対応を次の表に示す。
表9‒5 バッチジョブ実行システムのバージョンとversion属性に指定する値の対応 バッチジョブ実行システムのバージョン
version属性に指定する値
AIX
Linux
08-05以降
1.4
1.3
08-00
1.3
1.2
07-61
1.2
−
07-60
1.1
1.1
01-00〜07-50
1.0
−
-
- (凡例)
-
−:該当するOSではこのバージョンのバッチジョブ実行システムをサポートしていない。
注意事項
-
HitachiBatchJobExec要素はジョブ定義XMLファイルのルート要素であり,ファイル中(XML宣言よりあと)に指定している必要がある。また,同一ファイル中には複数指定しないこと。
-
HitachiBatchJobExec要素内には,JOB要素またはPROC要素のどちらかを必ず指定すること。
使用例
<HitachiBatchJobExec version="1.3" os="unix">