prolog(XMLの宣言)
形式
[version="XMLの仕様の版番号"] [encoding="文字符号化方式名"] [standalone="{yes|no}"]
機能
ジョブ定義XMLファイルでのXML宣言を文書の先頭に指定する。
属性
- version="XMLの仕様の版番号" 〜<名前トークン>((1.0))《1.0》
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XMLの仕様の版番号"1.0"を指定する。
- encoding="文字符号化方式名" 〜<名前トークン>((Shift_JIS|ASCII|UTF-8|EUC_JP))
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XML文書内での文字の符号化方式の名前がEncNameであることを示す。
EncNameには,次に示す内容が指定できる。
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Shift_JIS
シフトJISコード(ただし,Linuxの場合,日本語を使用できるのはコメントだけである)
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ASCII【AIX限定】
ASCIIコード
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UTF-8
UTF-8コード(ただし,AIXの場合,ASCIIの文字範囲だけ使用できる)
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EUC_JP【AIX限定】
EUCコード
文字符号化方式名は上記を標準名とする。ただし,次に示す相違があっても同一と解釈する。
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大文字と小文字
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アンダースコア(_)とハイフン(−)
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- standalone="{yes|no}"
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スタンドアロン文書宣言であることを示す。
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yes
文書実体の外部に,XMLプロセサからアプリケーションへと渡される情報に影響するマーク付け宣言が存在しないことを示す。
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no
外部マーク付け宣言が存在する,または存在する可能性があることを示す。外部にマーク付け宣言は存在しなければ,スタンドアロン文書宣言は意味を持たない。
ジョブ定義XMLファイルでは,外部にマーク付け宣言は存在しないので,スタンドアロン文書宣言は意味をもたない。このため,この属性は指定してもよいが,無視される。
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注意事項
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prologは文書の先頭に記述すること。
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prologは省略できる。
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encodingを省略した場合,ジョブ定義XMLファイルには,ASCII文字コードの範囲中の制御文字を除いた範囲(0x20〜0x7e)だけ使用できる。
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encodingを省略した場合,ジョブログを出力する際,文字コード変換を実施しない。
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BOMによる符号化方式の指定は無視する。
使用例
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" ?>