JP1IM_MANAGER_CHKDELAY（イベント到達確認までの待ち時間の指定）
形式
[JP1IM_MANAGER_CHKDELAY イベント到達確認までの待ち時間]
機能
メッセージ制御機能のJP1イベント送信処理で，JP1イベント発行から最初のイベント到達確認を実施するまでの時間を指定できる。
なお，イベント到達確認については，「3.15.8 メッセージ制御機能でのイベント到達確認」を参照のこと。
注意事項
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イベントが到達するまでに時間が掛かる理由の1つに，ネットワーク・チューニング・パラメータの設定を行うnoコマンドのネットワーク・チューナブル・パラメータであるfasttimoに指定した値が影響することがある。このパラメータでは，fasttimoに指定した値以上を指定すること。
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このパラメータに指定する値は，最初のイベント到達確認実施までの時間である。最初のイベント到達確認が失敗した場合は，3秒ごとに繰り返してイベント到達確認を実施する。通常メッセージ出力については，3回まで実施する。その後のリトライは行わないで，かつ異常終了させないでジョブを続行させる。応答要求メッセージについては，MESSAGE_RETRY_TIMEOUTパラメータの指定によって，リトライ時間を指定できる。
通信処理などで異常が発生した場合，バッチジョブ実行システムの実行ログに記録を残して，あとから障害解析ができるようにする。