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OpenTP1 Version 7 メッセージキューイングアクセス機能 TP1/Message Queue Access 使用の手引


8.1.3 メッセージIDの記号の説明

メッセージIDの記号の意味は次のとおりです。

KFCA:OpenTP1,またはTP1/Message Queue Accessのメッセージであることを示します。

nnnnn:メッセージの通し番号を示します。

X:メッセージの種類を示します。

記号の種類と意味を次の表に示します。

表8‒1 メッセージの種類

種類

意味

E

  • 各ライブラリ,コマンド,サーバの機能が働かない障害が起きたことを示しています。

  • 定義誤り,コマンドのオペランド指定誤りによって,動作できないことを示しています。

W

  • 各ライブラリ,コマンド,サーバからのメモリの使用状況についての警告を示しています。

  • 定義誤り,コマンドのオペランド指定誤りはありましたが,値を仮定して動作を実行することを示しています。

I

  • 上記のE,Wに該当しないメッセージで,動作の報告を示しています。

R

  • 出力メッセージに対するユーザからの応答を待っていることを示しています。

(Y):メッセージの出力先種別を示します。

出力先種別を次の表に示します。

表8‒2 メッセージの出力先種別

種別

出力先

C

コンソール

E

標準エラー出力

S

標準出力

L

メッセージログファイル

R

エラーログファイル(syslogまたはイベントログを含む)

JMSインタフェース関連のメッセージ(KFCA31300〜KFCA31399)は,Cosminexusで指定するLogWriterに出力されます。

O

オンライン端末

TP1/Message Queue Accessでsyslogにメッセージを出力する場合は次のようにfacirity,levelを指定しています。

facirity:LOG_LOCAL1

level:LOG_ERR