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OpenTP1 Version 7 メッセージキューイングアクセス機能 TP1/Message Queue Access 使用の手引


MQEnvironmentクラス(Java)

このクラスでは,Java環境の設定をします。

〈このページの構成〉

変数

● public final static String version_notice

MQCクライアント機能のJavaインタフェースバージョンです。

メソッド

● public static void disableTracing()

トレース機能を停止します。

● public static void enableTracing(int level)

JavaEnvironmentトレース機能を開始します。JavaEnvironmentトレース情報は,Javaコンソール(System.err)に出力されます。出力形式については,「2.4.2 JavaEnvironmentトレースファイルの出力形式」を参照してください。

パラメタ

level

JavaEnvironmentトレース情報の出力レベルを1〜5の値で指定します。指定した値に応じて,次の表に示すトレース情報が出力されます。

表6‒3 JavaEnvironmentトレース情報の出力レベル

出力情報

出力レベル

1

2

3

4

5

記入項目

出口情報

例外トレース

入口情報

×

パラメタ情報

×

×

送信/受信のMQヘッダ

×

×

×

MQGMO情報/MQPMO情報

×

×

×

送信/受信ユーザメッセージデータ

×

×

×

×

(凡例)

○:出力されます。

×:出力されません。

● public static void enableTracing(int level, OutputStream stream)

トレース機能を開始します。トレース情報の出力先を指定できます。

パラメタ

level

トレース出力レベルを1〜5の値で指定します。各レベルについては,上記のenableTracingメソッドを参照してください。

stream

トレース情報の出力先を指定します。

コンストラクタ

● public MQEnvironment()

MQEnvironmentコンストラクタです。