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OpenTP1 Version 7 メッセージキューイングアクセス機能 TP1/Message Queue Access 使用の手引


1.2.3 トランザクション連携

TP1/Message Queue Accessのトランザクション連携には,次の2種類があります。

〈この項の構成〉

(1) 非XAインタフェース接続

非XAインタフェース接続は,MQCクライアント機能がOpenTP1システムのTMと接続して動作します。

非XAインタフェース接続について次の図に示します。

図1‒2 非XAインタフェース接続

[図データ]

非XAインタフェース接続のクライアントアプリケーション3でトランザクションを開始するときは,「ローカルトランザクション」を開始します。ローカルトランザクションは,参加プログラムがキューマネジャだけのトランザクションです。ローカルトランザクションではキューマネジャがTMとして機能します。

(2) JTAインタフェース接続

JTAインタフェース接続では,Cosminexus Component ContainerをTMとして接続します。この接続は,Cosminexus側のEJBクライアントアプリケーションから発行されるJMSインタフェースのAPIをMQCクライアント機能が持つJNIのMQIに変換することで実現します。変換されたMQIは,MQCプロトコルを介してTP1/Message Queueに通知されます。JTAインタフェース接続について次の図に示します。

図1‒3 JTAインタフェース接続

[図データ]