メッセージキューイングアクセス機能 TP1/Message Queue - Access 使用の手引

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ImqProcessクラス(C++)

このクラスは,トリガモニタによってトリガできるアプリケーションプロセスの属性をカプセル化(オブジェクトタイプMQOT_PROCESS)します。

インクルードファイル

このクラスを使用するときは,imqpro.hppファイルをインクルードしてください。

オブジェクト属性

● application id

アプリケーションプロセスのIDです。属性は読み取り専用です。

● application type

アプリケーションプロセスのタイプです。属性は読み取り専用です。

● environment data

プロセスの環境情報です。属性は読み取り専用です。

● user data

プロセスのユーザデータです。属性は読み取り専用です。

コンストラクタ

● ImqProcess( );

デフォルトのコンストラクタです。

● ImqProcess( const ImqProcess & process );

コピーコンストラクタです。ImqObject open statusはFALSEです。

● ImqProcess( const char * name );

ImqObject nameを設定します。

メソッド

● void operator = ( const ImqProcess & process );

必要に応じてクローズを実行し,processからインスタンスデータをコピーします。ImqObject open statusはFALSEです。

● ImqBoolean applicationId( ImqString & id );

application idのコピーを提供します。正常に実行された場合はTRUEを返します。

MQINQ命令の,MQCA_APPL_IDセレクタに相当します。

● ImqString applicationId( );

考えられるエラーを指示しないで,application idを返します。

MQINQ命令の,MQCA_APPL_IDセレクタに相当します。

● ImqBoolean applicationType( MQLONG & type );

application typeのコピーを提供します。正常に実行された場合はTRUEを返します。

MQINQ命令の,MQIA_APPL_TYPEセレクタに相当します。

● MQLONG applicationType( );

考えられるエラーを指示しないで,application typeを返します。

MQINQ命令の,MQIA_APPL_TYPEセレクタに相当します。

● ImqBoolean environmentData( ImqString & data );

environment dataのコピーを提供します。正常に実行された場合はTRUEを返します。

MQINQ命令の,MQCA_ENV_DATAセレクタに相当します。

● ImqString environmentData( );

考えられるエラーを指示しないで,environment dataを返します。

MQINQ命令の,MQCA_ENV_DATAセレクタに相当します。

● ImqBoolean userData( ImqString & data );

user dataのコピーを提供します。正常に実行された場合はTRUEを返します。

MQINQ命令の,MQCA_USER_DATAセレクタに相当します。

● ImqString userData( );

考えられるエラーを指示しないで,user dataを返します。

MQINQ命令の,MQCA_USER_DATAセレクタに相当します。

その他の関連クラス

ImqObject