メッセージキューイングアクセス機能 TP1/Message Queue - Access 使用の手引

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MQBO構造体 − ローカルトランザクション開始オプション

MQBO構造体は,MQBEGIN命令で使用する入力用の引数です。次のフィールドから構成されます。

表4-10 MQBO構造体を構成するフィールド一覧

フィールド(データタイプ) 内容 初期値
StrucId(MQCHAR4型) 構造体識別子 MQBO_STRUC_ID
Version(MQLONG型) 構造体バージョン番号 MQBO_VERSION_1
Options(MQLONG型) 開始オプション MQBO_NONE

フィールド

● StructId(MQCHAR4型) 構造体識別子

次の値をとります。

MQBO_STRUC_ID:ローカルトランザクション開始オプションの構造体識別子

C言語では,MQBO_STRUC_ID_ARRAYも定義されています。これは,MQBO_STRUC_IDと同じ値です。ただし,文字列ではなく文字の配列として定義されています。

これは,入力用のフィールドです。

このフィールドの初期値は,MQBO_STRUC_IDです。

● Version(MQLONG型) 構造体バージョン番号

次の値をとります。

MQBO_VERSION_1:ローカルトランザクション開始オプションの構造体バージョン番号

これは,入力用のフィールドです。

このフィールドの初期値は,MQBO_VERSION_1です。

● Options(MQLONG型) 開始オプション

MQBEGIN命令の動作を制御します。

指定できるオプションを説明します。

MQBO_NONE:オプションを指定しません。

このオプションは,ほかにオプションを指定しない場合に指定します。

これは,入力用のフィールドです。

このフィールドの初期値は,MQBO_NONEです。